韓国総合株価指数(KOSPI)は26日、終値で初めて8000台に乗せ、8047.51で取引を終えた。韓国取引所によると、KOSPI市場の時価総額は6581兆ウォンに達し、過去最高を更新した。半導体業績への期待に加え、株式市場への待機資金の増加が相場を押し上げた。
終値でKOSPIが8000を上回るのは初めて。6日に7384.56で引け、初めて7000を突破してから13営業日で8000台に到達した。26日の取引時間中の高値は8131.15だった。
指数上昇に伴い、時価総額も膨らんだ。KOSPI市場の時価総額は6日の6058兆ウォンから26日には6581兆ウォンへと523兆ウォン増加した。
韓国株式市場全体の時価総額は25日時点で世界7位だった。上位は米国、中国、日本、香港、台湾、インドで、韓国がこれに続いた。
年初来の上昇率も主要国の中で際立っている。韓国取引所によると、1月から5月26日までのKOSPI上昇率は91.0%で、G20の中で首位だった。日本は29.4%、トルコは23.3%、イタリアは11.7%の上昇だった。
KOSPIの節目到達ペースも加速している。1989年3月31日に初めて1000を超えた後、2007年7月25日に2000、2021年1月7日に3000を突破。その後は、2025年10月27日に4000、2026年1月27日に5000、2026年2月25日に6000、そして今月6日に7000を超えた。
韓国取引所は、今回の8000突破の背景として、世界のハイテク株の堅調な業績と投資拡大を挙げた。メモリ半導体を巡る中長期の供給契約締結や業績見通しの上方修正が相次ぎ、韓国の半導体企業に対する業績改善期待が続いていると説明した。
相場を支えたもう一つの要因は、株式市場への待機資金の増加だ。顧客預託金は2024年末の54兆2000億ウォンから2025年末には87兆8000億ウォンへ増加した。今年に入ってからも、1月末に106兆ウォン、2月末に118兆7000億ウォン、4月末に124兆8000億ウォンへ拡大し、20日時点では125兆6000億ウォンを記録した。
韓国取引所の関係者は、「AI需要の拡大を背景とした半導体業績の改善や、資本市場先進化政策の効果が、指数の一段高を後押しする可能性がある」との見方を示した。
一方で、利益確定売りに加え、主要国の国債利回りの急上昇や金融政策を巡る不確実性は、今後のリスク要因になると指摘した。