Miso Information Technologyは4月13日、5月6〜8日にソウル・COEXの1階Aホールで開かれる「AI EXPO KOREA 2026」に出展すると発表した。会場では、業務領域に特化したAIソリューション群を展示し、デモを通じて導入効果や現場での活用可能性を示す。
同社はブースB11で、AIオーケストレーションプラットフォーム「ACTIC」、次世代AI OCR「VIIX」、製造業向けプラットフォーム「DAXI」、マルチモーダルデータプラットフォーム「SMART BIG」を紹介する。
各製品は実演形式で展示する。技術の有効性に加え、産業現場への適用性も訴求する方針だ。
このうち「VIIX」は、ビジョンAIと大規模言語モデル(LLM)を組み合わせた次世代OCR。さまざまな文書や非構造化データをリアルタイムで認識し、抽出・構造化できるという。
単なる文字認識にとどまらず、文書の構造や意味の理解まで踏み込んだ点が特徴だ。病院、半導体、建設などの分野で扱う専門文書の分析・活用に対応する。
「ACTIC」は、専門知識がない現場担当者でも扱いやすいAIオーケストレーションプラットフォーム。複雑な業務環境をAIが理解し、計画立案から推論、実行までを担うことで、業務自動化と意思決定を支援する。
「DAXI」は、製造分野に特化したDSL(Domain-Specific Language)ベースのプラットフォーム。4M(Man、Machine、Material、Method)の変動や不良要因をリアルタイムで検知し、対応プロセスの自動化につなげる。
これにより、製造現場ではプログラミングなしでAIベースの作業設計と実行が可能になるとしている。
「SMART BIG」は、プライベートクラウドを基盤とするマルチモーダル・ビッグデータプラットフォームで、データの収集、保存、処理を一元管理する。VIIX、ACTIC、DAXIなどと連携し、データ生成から分析・活用、サービス拡張までを一貫して支えるAIデータ環境を提供するという。
同社はこのほか、企業や公共機関を対象に、産業別のAI導入戦略、データガバナンスの構築、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実行方針に関する専門相談も実施する予定だ。
ナム・サンド代表は「AIの競争力はアルゴリズムだけで決まるものではなく、データにある。なかでもマルチモーダルデータを統合し、理解する能力が重要だ」とコメントした。
その上で、「当社は20年にわたり蓄積してきた業務知見と、実績のあるデータプラットフォームを基盤に、現場で実行できるAIを実装してきた。AI EXPO KOREA 2026を通じて、国内にとどまらずグローバル市場でも競争力を持つAIデータプラットフォーム企業への成長を目指す」と述べた。