Appleは4日、Mac向けディスプレイの新製品「Studio Display」と、上位モデルの「Studio Display XDR」を発表した。一般向けからプロ用途までをカバーする2機種で、いずれも同日予約を開始し、11日に発売する。
Studio Display、カメラ機能と接続性を強化
新しいStudio Displayは、68.3cm(27インチ)の5K Retinaディスプレイを採用しつつ、カメラ機能や接続性を強化した。1200万画素のセンターフレーム対応カメラを搭載し、Desk Viewもサポートする。ビデオ通話時に話者と手元を同時に映せる機能で、クリエイティブ作業のデモなどを想定している。
接続インターフェースはThunderbolt 3からThunderbolt 5に刷新した。Thunderbolt 5ポートを2基備え、高速周辺機器の接続に対応するほか、デイジーチェーンで最大4台まで接続できる。MacBook Pro 14向けには最大96Wの給電にも対応した。
6スピーカー構成のサウンドシステムも改良し、低音表現を前世代比で30%強化したという。価格は249万9000ウォンから。
Studio Display XDR、ミニLED採用の上位モデル
Studio Display XDRは、従来のPro Display XDRに代わる新製品として投入した。ミニLEDバックライトを採用し、2304のローカルディミングゾーンによって、HDR時で最大2000ニトのピーク輝度と100万:1のコントラスト比を実現した。輝度はStudio Displayの600ニトを大きく上回る。
色再現ではP3広色域に加え、Adobe RGBにも対応する。印刷やデザイン分野では、用途に応じて両色空間を活用できるとしている。HDR映像編集やカラーグレーディング向けには、Rec. 2020色域の80%以上をカバーする。
表示性能では120Hzのリフレッシュレートと可変リフレッシュレートに対応した。47〜120Hzで駆動し、動画再生や高負荷なゲームでフレームレートに応じて表示を調整する。カメラやオーディオシステム、Thunderbolt 5接続はStudio Displayと同等だ。
スタンドはチルトと高さ調整に対応し、高さは105mmの範囲で調整できる。MacBook Pro 16向けには最大140Wの給電もサポートする。価格は519万9000ウォンから。