ビットコインは発行上限2100万BTCのうち、95%超がすでに採掘された。累計の採掘量は約2010万BTCに達しており、次回の半減期は2028年4月ごろの見通しだ。新規発行量が再び半分になることから、供給スケジュールや関連データへの関心が高まっている。
ブロックチェーンメディアのCryptopolitanが27日(現地時間)に報じた。ビットコインは総発行量が2100万BTCに制限されており、21万ブロックごとに採掘報酬が半減する仕組みを採る。
現在のブロック報酬は3.125BTCで、1日の新規発行量は約450BTC。2028年4月ごろに5回目の半減期を迎えると、ブロック報酬は1.5625BTCに下がり、1日の新規発行量も約225BTCに減る見通しだ。減少するのは新たに供給される量であり、すでに発行されたビットコインが減るわけではない。
半減期以外にも、ビットコインの供給スケジュールには注目点が残る。100万ブロック目には2027年4月ごろに到達すると見込まれ、その後も半減期は続く。最後のビットコインがごく少量採掘される時期は2140年ごろとされる。
こうした供給スケジュールや関連データをまとめて確認できるサービスとして、ビットコイン専用エクスプローラー兼情報サイト「OpenBitcoin」も紹介された。半減期や100万ブロック目までの残り時間を示すカウントダウンのほか、アドレス、取引、ブロックの検索、手数料の追跡、為替換算、マイニング計算機能などを備える。
ユーザーはアカウント作成やソフトのインストールなしで、検索欄にビットコインアドレス、取引ID、ブロック番号を入力し、関連情報を確認できる。ビットコインとサトシは15通貨に換算でき、2010年以降の日次価格データ、過去の取得単価確認ツール、積立購入の成績計算機能も利用できる。
手数料関連では、現在の送金コスト、相対的に割安な手数料水準、想定される取引サイズなどを表示する。オンチェーン手数料がネットワーク混雑で上昇する局面では、送金タイミングやコスト判断の参考になるという。加えて、アドレス検証、QRコード生成、取引およびライトニングの請求書のデコード、署名メッセージの検証、シードフレーズの点検、オフライン型の二要素認証ツールも提供する。
教育コンテンツでは、ビットコインの保管や送金の過程で生じ得るリスクに焦点を当てる。OpenBitcoinは、シードフレーズのバックアップとセルフカストディ、詐欺の手口、アドレス汚染、ライトニングネットワーク、UTXO、プライバシー、相続計画などを扱う19本のガイドを公開している。税関連資料のほか、ビットコイン初期の歴史、取引所ハッキングの年表、ノード統計、恐怖・強欲指数、量子コンピューティング関連資料も提供する。
OpenBitcoinの運営チームは、ビットコインエクスプローラーと解説コンテンツを別々に探す手間を減らすため、関連機能を1つに集約したと説明した。アドレス確認や自国通貨ベースの価格確認に加え、半減期の意味まで理解できるサービスを目指したとしている。
データの出所については、すべての数値を自社のフルノードから取得していると明らかにした。データ基盤はオープンソースとして公開しており、取引仲介や資産カストディ、投資助言は手がけない独立系のビットコインデータ・教育サイトである点も強調した。