科学技術情報通信部と疾病管理庁は28日、国民が24時間利用できる「AI国民向け健康ヘルパー」チャットボットを公開した。過去20年にわたり蓄積した500万件超の国家健康調査データを活用し、個人の健康状態の把握や慢性疾患リスクの確認を支援する。
同サービスは、科学技術情報通信部の「公共AI転換(AX)プロジェクト」の一環として開発された。地域社会健康調査サイトで提供し、誰でも利用できる。
チャットボットは、健康調査データとAI技術を組み合わせて、利用者ごとの健康関連情報を提供する。利用者が身長や体重、生活習慣に関する質問に回答すると、性別や年齢が近い集団と比べた自分の健康状態を確認できる。
慢性疾患のリスクは、信号機形式の指標やグラフで可視化して示す。高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満といった主要な慢性疾患について、予防や管理の方法も案内する。睡眠、運動、食習慣など、日常の健康管理に関する質問にも24時間対応する。
使用する保健データは、医療とAIの専門家による検証を経ている。個人情報保護の観点から、国家セキュリティ規定に基づく暗号化体系も適用した。
疾病管理庁のイム・スングァン庁長は「今回のAI健康相談チャットボットの公開は、公共保健データを国民に還元するデータ基盤の公共AX行政の代表例だ」と述べた。その上で、「国民が自らの健康状態をこまめに確認し、慢性疾患の予防や健康的な生活習慣の実践につながることを期待している」とした。
科学技術情報通信部のイ・ドギュ情報通信政策室長は「今後も関係省庁と緊密に連携し、国民が効果を実感できる多様なAIサービスの提供に努める」と述べた。