XRP(写真=Shutterstock)

XRPが10月に調整局面を迎える中でも、1000〜10万XRPを保有するウォレット数は増加を続け、過去最多を更新した。合計保有量も拡大しており、個人主体の蓄積が続いていることがうかがえる。

Decryptが10月27日(現地時間)に報じた。オンチェーンデータプラットフォームGlassnodeによると、1000〜10万XRP保有ウォレットは足元で113万8510件に達した。10月だけで3000件超増え、過去最高を更新した。

XRPは21日に1.40ドル(約210円)近辺まで上昇した後、1.30ドル台(約195円台)に下落した。10月の累計下落率は12.64%となったが、中小口ウォレットの増加基調は崩れなかった。

内訳をみると、1000〜1万XRP保有ウォレットは82万9210件と大半を占めた。1万〜10万XRP保有ウォレットも約30万9300件まで増えており、価格変動局面でも個人投資家の裾野の広がりを示した。

この増加傾向は年初から続いている。もっとも、年内には2度の減少局面もあった。1回目は2月初旬で、XRPが1月に年初来高値の2.41ドル(約362円)を付けた後に反落すると、同区間のウォレット数は2月6日に109万5830件まで増えた後、2月10日には108万8450件へ減少した。4日間で7380件減少した計算になる。

その後は再び増加に転じ、9月15日には113万5310件まで拡大した。当時のXRPは2カ月連続の上昇を背景に1.50ドル(約225円)を回復していた。ただ、9月16日から26日にかけてはウォレット数が再び減少し、113万4540件まで低下した。10日間で約1000件減少した後に持ち直し、今回の過去最高更新につながった。

ウォレット数の増加と歩調を合わせるように、保有量も拡大した。1000〜10万XRP保有ウォレットの合計保有量は、2026年初の104億8000万XRPから2月初旬に105億6000万XRPまで増加したが、2月10日にはウォレット数の減少と重なって104億2000万XRPへ縮小した。

その後、合計保有量は再び増勢に転じた。9月末に一時減少したものの、足元では108億6000万XRPまで増加した。年初からの積み増し分は約3億8000万XRPとなる。

今回の特徴は、価格調整局面でもウォレット数と保有量がそろって増えた点にある。1000〜10万XRP保有ウォレットは9月末の減少局面を経て再び増加基調に戻り、10月も価格低迷とは別に買い集めが続いた。XRP市場では、こうした個人主体の蓄積が続くかどうかが今後の焦点となる。

キーワード

#XRP #暗号資産 #ブロックチェーン #Glassnode #ウォレット
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.