27日にミラル学校で行ったデジタル進路探索教室の開所式。ハム・ヨンジュ会長(右端)が生徒の職業体験の様子を見守る。写真=Hana Financial Group

Hana Financial Groupは10月28日、発達障害のある生徒の進路探索と職業教育を支援する「デジタル進路探索教室」の整備事業を始めたと発表した。第1弾としてソウル市江南区のミラル学校に教室を開設し、来年上期までに仁川、大田の特別支援学校を加えた計3校へ広げる。

同事業は、生徒が在学中に多様な仕事を体験し、自身の適性や可能性を見つけられるようにする取り組み。卒業後の就業や地域社会での自立につなげるため、職業教育の環境整備を進める。

27日には、ミラル学校でデジタル進路探索教室の開所式を開いた。式典には、Hana Financial Groupのハム・ヨンジュ会長のほか、チョン・ヒョンソク・ミラル福祉財団常任代表、ホン・ジェウン・ミラル学校校長らが出席した。

教室には、音声対話に対応したヒューマノイドロボット、職業訓練用のVR機器、マルチメディア学習キオスク、教育用POS端末、インタラクティブホワイトLEDボード、デザイン実習用タブレットPCなどを導入した。

生徒はこれらのデジタル機器を使い、飲食店やカフェを模した就業環境で、接客や会計、注文の受付・確認といった業務を練習できる。さらに、VR機器やLEDボードを活用したロールプレイや状況演習を通じて、就業時に想定されるさまざまな場面を体験し、職務遂行に必要な基礎力やコミュニケーション力の習得を図る。

Hana Financial Groupは、こうした体験型の教育が、生徒の興味や適性の発見を促し、将来の就職や地域社会での自立に必要な力の向上につながるとみている。

対象校の拡大も進める。仁川と大田の特別支援学校を追加で選定し、来年上期までにミラル学校を含む計3校へデジタル職業教育環境を整備する計画だ。

あわせて、発達障害のある生徒を指導する特別支援学校の教職員向け支援プログラムも用意する。専門カウンセラーによる自己理解テスト、瞑想やストレス管理、情緒管理教育に加え、特別支援学校の最新指導法や教育哲学の再構築など、一人ひとりの状況に応じたプログラムを運営する予定としている。

教職員の身体的、精神的な負担を軽減し、教育の専門性を高めることで、生徒がより安定した環境で進路選択と自立への準備を進められるよう支援する方針だ。

ハム・ヨンジュ会長は「デジタル進路探索教室を通じて、発達障害のある生徒が多様な職業を経験し、自らの可能性を見いだして夢を育み、社会の一員として成長する一助となることを願う」とコメントした。

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