XRPの大口保有者による保有比率が、2022年11月以来の高水準に達した。ブロックチェーンメディアのU.Todayが27日(現地時間)、Santimentのデータを基に報じた。
それによると、1000万XRP以上を保有するウォレットの合計残高は468億7000万XRP。XRPの総供給量の約68.5%を占める計算になる。Santimentのインテリジェンスデータでは、大口ウォレットの保有比率は2022年11月以来の高水準まで上昇した。市場の値動きが荒い中でも、大口保有者は保有を積み増しているという。
市場では、この動きを短期的な強気材料とみる向きがある。相場の地合いが弱く、価格の調整局面が続く中でも、大口保有者が買い集めを続けているためだ。U.Todayは「クジラは足元の市場変動にもかかわらず、XRPに対して一段と強気になっている」と伝えた。XRP価格が1.29ドル(約194円)近辺で推移する間も、大口ウォレットの残高は増加したとしている。
もっとも、この買いが長期保有を前提としたものなのか、それとも高値での売却を見据えた動きなのかは判然としていない。U.Todayも、大口投資家の買いの意図について具体的な根拠は示していないと指摘した。ただ、短期的にはXRPに追い風との見方が出ている。
市場の関心は、こうした保有拡大が価格にどう反映されるかに移っている。XRPは1.30ドル(約195円)前後で推移しており、市場参加者は大口保有者の買い集めが続いた場合、売り圧力を吸収できるかを注視している。一部では、大口の買いが相場の重しを和らげ、XRPを1.50ドル(約225円)超へ押し上げる可能性があるとの見方も出ている。
今後の焦点は、大口保有者による積み増しが続くかどうかに加え、市場全体の変動が落ち着くかにある。保有比率の上昇が実際の価格反発につながるかが注目されそうだ。