Snowflakeは27日(現地時間)、Oracleとの提携の一環として、「Snowflake AIデータクラウド」をOracle Cloud Infrastructure(OCI)で提供すると公式ブログで発表した。
OCI版Snowflakeは、OCI上のネイティブサービスとして提供される。Snowflakeはこれまで、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudを通じてAIおよびデータクラウドを展開してきたが、今回新たにOCIにも対応する。
これにより企業は、Oracle Databaseや業務アプリケーションのデータをOCI上で直接活用しながら、SnowflakeのAI、分析、データエンジニアリング、トランザクション処理、アプリケーション、コラボレーションの各機能を利用できるようにする。
Snowflakeのソリューションは、Oracle経由で直接購入・課金できる。
両社は今後、Oracle Fusion Cloud Applications、NetSuite、Oracle Databaseのデータを他システムのデータと組み合わせて活用できるよう支援する計画だ。
Snowflakeによると、連携したデータを基に、従業員やAIエージェントが業務を分析し、次のアクションにつなげられるようになるという。顧客は適切に管理されたデータを基にAIアプリケーションを構築でき、データを別環境に移さず、Oracleシステムが稼働するOCI内で直接処理できるとしている。
また、OCI版Snowflakeは、データエンジニアリングやデータ取り込みも支援する。役割ベースのアクセス制御とデータアクセスポリシーによって、データ管理を行えるとしている。
Snowflakeは「企業の意思決定が単一のアプリケーションだけで完結することはまれだ」と説明。財務実績を把握するには営業活動も併せて見る必要があり、在庫計画はサプライヤーの実績や顧客需要によって変動するとした上で、AIの有用性もこうした連携データを扱う場面で高まると強調した。