写真=Toss Bank

Toss Bankは10月27日、アパートに加え、連立住宅・多世帯住宅も対象とする非対面型の住宅担保ローンの取り扱いを開始した。住宅購入資金や借り換え、生活安定資金、賃貸保証金返還など幅広い資金需要に対応する。申請から実行までの進捗をリアルタイムで確認できる機能や、AIを活用した相談ボットも導入した。

今回の住宅担保ローンは、全国のアパート、連立住宅、多世帯住宅を対象とする。新規の住宅購入資金、既存ローンの借り換え、生活安定資金、賃貸保証金返還など、住居関連の資金需要を幅広くカバーするのが特徴だ。利用者は資金使途ごとに複数の商品を探し分けることなく、Toss Bankで必要な融資を確認できるとしている。

既存の賃貸ローンや住宅担保ローンの返済を条件に新規融資を受ける「返済条件付き購入資金ローン」も、非対面で利用できるようにした。賃貸住宅から持ち家への住み替えを目指す無住宅者や、転居を予定する1住宅保有者が、店舗に足を運ばずに購入資金を準備できるよう支援する。

手続き面では、申請から審査、契約、残金決済日における融資実行までの状況をリアルタイムで確認できる進捗表示機能を導入した。従来の住宅担保ローンは、最終承認まで通常2〜3週間かかり、利用者が進み具合を把握しにくい面があったが、同機能により手続きの各段階を確認しやすくした。残金決済日に必要なチェックリストを案内し、司法書士の手配も自動化した。

書類提出の負担軽減も図る。顧客の同意を得たうえで、公的機関の証明書類を連携して取り込めるようにし、売買契約書などの必須書類は撮影して提出できるようにした。

AIを活用した「住宅担保ローン専用相談ボット」も導入した。融資条件や金融用語、書類準備の手順などを対話形式で案内し、銀行の営業時間にかかわらず、夜間や週末を含め24時間利用できる。

金利は10月27日時点で年4.44〜9.19%。融資上限は、家計向け融資に関する規制に基づき最大10億ウォンとした。首都圏と規制地域では、住宅購入資金は最大6億ウォン、生活安定資金は最大1億ウォンとなる。

返済期間は最長40年。返済方式は、元利均等返済と元金均等返済から選べる。

Toss Bankは今後、一般の住宅担保ローンに続き、ボグムジャリロンなどの政策モーゲージ商品も順次導入する計画だ。庶民層や実需層向けの住居金融商品のラインアップを拡充する方針としている。

Toss Bankの関係者は「複雑な住宅担保ローンの手続きを、モバイルで簡単に利用できるようにした」と説明した。さらに「非対面融資の対象になりにくかった連立住宅・多世帯住宅の所有者まで支援対象を広げることに重点を置いた」と述べた。

そのうえで、「今後は政策モーゲージを含む住居金融商品を継続的に拡大し、顧客の住まいの確保と維持を支援していく」とした。

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