テッド・サランドス氏(Netflix共同最高経営責任者〈CEO〉)。写真=Netflix

Netflixのテッド・サランドス共同最高経営責任者(CEO)は、韓国を単なる市場ではなく、Netflixの将来を共に築く中核パートナーと位置付けた。韓国コンテンツの世界的な実績を振り返るとともに、今後の協業継続に期待を示した。

Netflixによると、サランドス共同CEOは24日、ソウル市麻浦区の上岩文化備蓄基地で開かれた韓国進出10周年記念イベント「Netflizanchi」に出席した。イベントでは、韓国コンテンツのグローバル展開の成果と今後の作品ラインアップが紹介された。

サランドス共同CEOは「Netflixにとって韓国は単なる市場以上の存在だ」と述べ、「新たな可能性を発見し、一つの物語がどこまで広がり得るかを学んだ場所であり、未来を共につくるうえで最も重要なパートナーの一つだ」と強調した。

また、「10年前、私たちは大きな夢を抱いていたが、韓国の物語が世界の視聴者を魅了し、グローバル文化の中心に位置するようになるとは誰も想像していなかった」と語り、韓国のクリエイターや俳優、制作陣の役割を評価した。

そのうえで、「韓国から始まった物語は国境と言語の壁を越えて愛されている。これからの10年も、私たちの想像を超える可能性を示してくれるだろう」と述べた。

Netflixが公開した資料によると、2025年4月から2026年3月までの韓国コンテンツの世界での視聴時間は120億時間を超えた。制作国別では米国に次いで2位だった。

世界のNetflix会員の80%超が韓国コンテンツを視聴しており、2021年6月にグローバルトップ10の集計を開始して以降、ランクインした韓国作品は200本を超えた。「イカゲーム」シーズン1は32週連続でグローバルトップ10入りし、そのうち9週で1位を記録した。

制作面での協業実績も示した。Netflixは2016年から2025年までに、韓国の制作会社80社超と協業した。関連作品の制作には俳優・制作スタッフ2万5000人超に加え、短期雇用を含む7万人超が参加したという。

さらに、2024年から2026年にかけて配信した韓国作品のうち、3分の1超で新人監督または新人脚本家が参加した。Netflixは2021年から2025年まで、韓国の制作人材育成プログラムを通じて6500人超に教育機会を提供したとしている。

サランドス共同CEOは同日、韓国コンテンツの今後のラインアップも紹介した。イ・チャンドン監督の「可能な愛」のほか、「ゆっくり強烈に」、「今、私たちの学校は」シーズン2、「俺だけレベルアップな件」などを挙げた。

一方、今回のイベントでは、韓国コンテンツに関する新規投資額や具体的な投資拡大計画は示されなかった。Netflixは韓国クリエイターとの協業を継続し、世界市場を視野に入れた作品展開を続ける方針だ。

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