中国のXpengは、Forbes Chinaが選ぶ「2026年働きたい企業」に選出された。AI(人工知能)を単なる人員代替ではなく、従業員の業務能力を高める手段として活用する企業文化が評価された。
CleanTechnicaが26日(現地時間)に報じたところによると、Xpengはこのほど公表されたForbes Chinaの「2026年働きたい企業」評価で、従業員評価部門の選出企業に名を連ねた。
今年の評価では、AIの活用方法が重要な評価軸となった。従業員調査は、雇用主イメージ、組織管理、教育・開発、勤務環境、報酬・福利厚生、AI価値創出の6項目で構成され、このうちAI価値創出は今年新たに追加された。
Forbes Chinaは、企業がAIによって生産性を高めても、それだけで従業員の業務満足度向上につながるとは限らないとみている。反復業務を減らしながら、従業員の創造性や専門性をどこまで伸ばせるかが重要だとしている。
Xpengについては、技術志向の組織文化も評価ポイントとなった。財務、人事、広報、研究開発など各部門が、技術を通じて顧客課題を解決するという目標を共有している点が評価された。
創業者兼最高経営責任者(CEO)のホー・シャオペン(He Xiaopeng)氏は、「会社の価値観は従業員の仕事への姿勢に影響する」と説明した。そのうえで、従業員が企業の使命に共感すれば、より大きな価値を生み出そうとする動機につながると強調した。また、従業員の40%超が修士号または博士号を保有していることにも触れ、技術人材を軸とした組織構成を示した。
今回のForbes Chinaの評価は、企業調査40%、従業員調査40%、外部世論および企業資格の審査20%を反映している。
一方で、Xpengの具体的な評価スコアや、従業員満足度の改善幅は公表されていない。今回の選出は、AIの競争力が製品開発にとどまらず、人材確保や組織運営においても重要性を増していることを示した。