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Appleの折りたたみ型「iPhone Duo」を購入するなら、ケース選びより先にAppleCare+の加入を検討すべきだ――。米ITメディアのEngadgetは26日(現地時間)、高額な修理費を踏まえると、有償保証の重要性が大きいと報じた。

iPhone DuoはAppleの折りたたみ型iPhoneで、価格は2000ドル。iPhoneとiPad miniの中間のような使い勝手を打ち出す一方、購入時には本体価格だけでなく、その後の修理コストも無視できない要素になりそうだ。

特に、外出先でノートPCの代わりに作業したい層を意識した製品だけに、画面やヒンジといった主要部品の故障リスクは、購入判断に直結しかねない。

中でも負担が大きいのはディスプレイ修理だ。外側の5.4インチ画面は379ドル、主力となる7.6インチの内側ディスプレイは999ドルに設定されている。

Engadgetは、この金額が新型iPhone 17や、最大容量モデルのiPad miniの価格を上回る可能性があると指摘した。背面ガラスの修理は199ドルからで、バッテリーサービスと背面カメラの修理はいずれも229ドルとされる。

さらに「その他の損傷」は1499ドル。ヒンジの破損や本体の変形に加え、ストレージやプロセッサなど内部部品の不具合も含まれる可能性が高いという。

こうした修理費を踏まえると、AppleCare+の費用負担は相対的に小さい。AppleCare+は月20ドルまたは年200ドル。AppleCare Oneは、個人向けが月20ドル、家族向けが月50ドルだ。

すでにAppleCare Oneの家族向けプランを利用している場合や、機種変更前の旧iPhoneが個人向けプランに含まれている場合は、新たにiPhone Duoを追加しても追加費用なしで保証を受けられるという。新規加入を前提にした2年間の負担は、400ドルまたは480ドル程度になる。

保証のメリットは、未加入時の修理費と比べるとより明確になる。Appleは加入者向けに、画面ガラスの修理を19ドル、「その他の損傷」の修理を99ドルで受け付けるとしている。

内側ディスプレイを1回修理する費用より、2年分のAppleCare+料金の方が安く済む可能性がある計算だ。AppleCare+は破損に加え、盗難・紛失にも対応しており、その場合の自己負担額は149ドルとなる。

移動が多いユーザーや、端末の置き忘れリスクが高いユーザーほど、費用面でのメリットは大きくなりそうだ。

もっとも、ケースだけで解決できる問題ではない。一般的なケースは、ディスプレイやカメラ周辺に段差を設けることで、落下時の衝撃をある程度吸収できる。

前面ディスプレイにはCorningと共同開発したCeramic Shield 2を採用し、背面ガラスやフレーム、ヒンジカバーにも耐久性を高める設計を盛り込んだ。ただ、内側ディスプレイは折りたたみ構造のため、Ceramic Shieldによる保護を受けない。

端末を完全に開いた状態で落とした場合、損傷リスクは高まる可能性がある。

耐久性にはなお不透明な部分も残る。ヒンジが実使用でどこまで耐えられるのか、ナノテクスチャ仕上げの表面が爪や異物、Apple Pencilとの接触にどの程度強いのかは、まだ十分に検証されていないという。

他社の折りたたみ端末でも、表面の傷つきやすさは繰り返し問題視されてきた。iPhone Duoも例外とは言い切れないと、Engadgetはみている。

iPhone Duoは、2000ドルの本体価格だけで判断できる製品ではない。Engadgetは、延長保証による安心感は事実上必須に近いとした上で、追加費用の負担が重いなら購入自体を見直す必要があると伝えた。

iPhone Duoを選ぶ消費者にとっては、初期費用以上に、その後の修理リスクをどう管理するかが重要な判断材料になりそうだ。

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