Appleは26日(現地時間)、第8世代となる新型「iPad mini」を発表した。8.5型のOLEDディスプレイとA20 Proチップを採用し、薄型軽量化を進めたほか、IP67等級の防水・防じんにも対応した。米国では28日に予約受付を始め、11月6日に発売する。価格は699ドルから。
新型iPad miniは、28日に開催する「Pro and tell」イベントに先立って公開した。ディスプレイには8.5インチのOLEDパネルを採用。ベゼルを前モデル比で24%縮小し、本体サイズを維持しながら、画面サイズを従来の8.3インチから8.5インチへ拡大した。
表示性能は最大輝度1200ニト、コントラスト比200万対1。最小輝度は1ニトで、暗い場所でも見やすいとしている。一方で、リフレッシュレートは60Hzにとどまり、120HzのProMotionには対応しない。
本体の厚さは5.4mmで、前モデルより0.9mm薄くなった。重量も293gから255gへ軽量化した。iPad miniとしては初めて、IP67等級の防水・防じんに対応する。
性能面での最大の変更点はA20 Proの搭載だ。Appleによると、AI処理性能は前モデル比で最大4.5倍、グラフィックス性能は最大2.7倍に向上した。オンデバイスでのAIモデル実行を支え、iPadOS 27の新しいSiriのAI機能も利用できるという。
音響面では、ディスプレイを活用して低音と音量を強化する「アコースティックディスプレイ」を採用した。1200万画素のフロントカメラは、横向きで使う際に自然な位置となる側面に配置し、ビデオ通話の使い勝手を高めた。
通信機能では、Apple独自設計の無線チップ「N1」を搭載し、Wi-Fi 7に対応する。セルラーモデルにはC2モデムを採用した。
本体カラーはミッドナイトとスターライトの2色。ストレージ容量は128GB、256GB、512GBを用意する。256GBモデルと512GBモデルでは、反射を抑えるナノテクスチャーディスプレイを選択できる。
米国価格は、Wi-Fiモデルが699ドル(約10万4850円)から、セルラーモデルが849ドル(約12万7350円)から。予約受付は28日に始め、11月6日に発売する。