XRPは2020年以降、月足ベースでおおむね12〜14カ月ごとに上昇局面と下落局面を繰り返してきた。こうした周期が続くなら、次の主要なトレンド転換点は2027年7月前後になる可能性があるとの見方が出ている。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicによると、足元のXRPは2026年8月ごろに始まった新たな上昇局面の初期段階にあるという。
今回の分析は、値幅ではなく時間軸に着目したものだ。XRPの月足チャートでは、2020年以降、12〜14カ月程度の上昇局面と下落局面が交互に現れる傾向が確認されている。
なかでも直近のサイクルでは、2023年以降に「1年下落→1年上昇→再び1年下落」という流れが、より規則的に表れたとされる。
最初の主要な上昇局面は約13カ月続いた。XRPは2020年5月1日の0.219ドルから、2021年5月1日には1.65ドルまで上昇した。
その後は約14カ月にわたって下落トレンドが続いた。途中で反発する場面もあったが、大きな流れは崩れなかったという。
次の上昇局面も約13カ月続いた。XRPは2022年の安値圏から持ち直し、2023年7月15日時点では約0.713ドルで取引された。
続く下落局面は約12カ月だったが、2021〜2022年の調整局面に比べると下げ幅は限定的だった。この期間は急落よりもレンジ内での推移が目立ち、2024年8月1日時点では約0.5965ドルだった。
2024年下期に入ると、上昇の勢いは一段と強まった。XRPは2024年8月初旬には0.60ドル前後だったが、11月30日には約1.94ドル、2025年7月17日には約3.50ドルまで上昇した。
ただ、その後は約12カ月の下落局面に入り、上昇分の相当部分を失った。2026年7月18日には約1.09ドルまで下落した。
分析では、現在は2026年8月ごろに始まった新たな上昇サイクルに入った局面と位置付ける。この前提に立てば、10月は新サイクルで3本目の月足を形成する時期に当たる。
もっとも、上昇サイクルにあるからといって、すべての月足が陽線で終わる必要はない。過去にも、大きな上昇トレンドの途中で下落月が繰り返し現れた例があったという。
焦点となるのは、高値と安値の双方が切り上がる構造を維持できるかどうかだ。2027年7月は確定的な反転時点ではなく、あくまでサイクル転換の可能性がある時期とみている。
上昇構造が保たれる場合、最初の抵抗帯は1.70〜2.00ドルとした。この水準を月足ベースで上抜けし、その動きが定着すれば、前サイクルの高値圏である2.50〜3.50ドルを再び試す展開もあり得るという。
一方、より緩やかなシナリオとしては、1.20〜1.70ドルで数カ月にわたりもみ合った後、サイクル後半に上げ幅を広げる展開を挙げた。
下値の重要な分岐点は1ドルとされる。月足で1ドル割れの状態が続けば、高値・安値の切り上げ構造が崩れ、想定していた12カ月の上昇サイクルが早期に終わるリスクが高まるとしている。
足元のXRPの24時間取引レンジは約1.29〜1.35ドル。今回の分析は、12〜14カ月周期を確定的な予測として示したものではなく、トレンド点検の目安として提示したものだ。月足が積み上がるにつれて、見方が変わる可能性もあるとしている。
今後数カ月は、高値と安値の切り上がりが続くかに加え、1ドルの下値支持が維持されるかが重要な確認ポイントになりそうだ。