写真=Nexon財団。Nexonは創立30周年記念の「Nexon Hero Campaign」を通じ、22タイトルの利用者約16万人とともに計34億ウォンの基金を積み立てた。

Nexonは、利用者とともに積み立てた「Nexon Hero 30」基金を原資に、小児医療・リハビリ支援を続けている。Nexon財団は26日、2026年10月時点で累計11億6000万ウォンを拠出し、障害児の訪問リハビリ、病院環境の改善、患児家族向け支援などに充てていると明らかにした。

同基金は、2024年末に創立30周年を記念して実施した「Nexon Hero Campaign」で積み立てたもの。Nexonの22タイトルの利用者約16万人が参加し、総額34億ウォンをNexon財団に寄託した。

Nexon財団は2025年から、この基金を小児医療・リハビリ支援事業に活用している。2026年は10月時点で約3億6000万ウォンを拠出し、累計支援額は約11億6000万ウォンに達した。

支援先は、全国の小児リハビリ病院や小児統合ケアセンターなど。治療へのアクセス向上と、患児や家族の負担軽減に重点を置く。

主な事業の一つが、大田・世宗・忠南の公共小児リハビリ病院で進める訪問リハビリ事業だ。移動が難しい重度障害児や、長期介護で通院が困難な家庭を対象に、リハビリ治療サービスを提供している。

Nexon財団は2025年10月、この事業に3億ウォンを支援した。病院側はこれを受けてリハビリ療法士を採用し、訪問リハビリ専用車両も整備した。2026年上半期には、障害のある子ども・青少年13人の家庭や施設を訪問し、リハビリ治療を実施したという。

訪問リハビリでは、実際の生活空間でトイレやシャワーなど日常動作の訓練ができる点が特徴だ。保護者を対象にした満足度調査では、5点満点中4.6点だった。

また、回答した保護者の5人に4人が、抑うつ症状の軽減を感じたと答えた。

療養環境の改善に向けた支援も進めている。全羅南道圏の公共小児リハビリ医療センターでは6月、「MapleStory」の知的財産(IP)を活用したキャラクター壁画を2階の廊下に設置した。歩行リハビリが行われる空間に親しみやすさを持たせ、子どもが治療環境になじみやすくする狙いがある。

壁画設置後に利用者を対象に実施した満足度調査では、「センターの雰囲気が明るく親しみやすくなった」が4.7点、「子どものセンター適応に役立った」が4.5点だった。

ソウル大学病院の小児統合ケアセンター「ドトリハウス」では6月、初の専門プレイセラピストを採用した。Nexon財団は2025年12月、「Nexon Hero 30」基金から1億ウォンを拠出し、ドトリハウスの家族プログラム運営やプレイセラピストの人件費を支援している。

プレイセラピーは、医療処置や身体リハビリが必要な子どもの情緒的な安定を促し、周囲との相互作用を支えることを目的とする。

患児家族向けプログラムも実施した。4月には、ドトリハウスの患児と家族53人がEverlandの春の外出イベントに参加した。Nexon財団は安全な外出環境を整えるためグランピング施設を貸し切り、ボランティアと運営スタッフ18人を含む計71人が行事に参加した。

大田・世宗・忠南の公共小児リハビリ病院では5月、障害児と家族を対象に「2026 Together:on 運動会」を開催した。車いす利用の子どもも参加できるよう、内容を調整した団体活動やスポーツプログラムを用意した。

9月には、患児家族10組を対象に、忠南・天安で1泊2日の家族旅行プログラム「幸福ぷかり」を実施した。移動や屋外活動に制約のある家族が、水遊びやレクリエーションに参加できるよう支援したもので、全体満足度は5点満点中4.96点だった。

このほかNexon財団は2025年11月、Purme Foundation Nexon小児リハビリ病院に対し、歩行リハビリロボット「Walkbot G」導入に向けた基金として3億ウォンを支援した。歩行・運動機能に障害のある子どもの早期歩行訓練を後押しする狙いで、障害児のリハビリ治療を支援する「2026 Miracle365 Purme Run」も後援した。

Nexon財団は今後も「Nexon Hero 30」基金を活用し、障害児のリハビリ治療支援、医療環境の改善、患児家族への支援を継続する方針だ。

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