XRP(写真=Shutterstock)

XRPが2ドル(約300円)を回復するには、数カ月にわたって上値を抑えてきた1.52〜1.55ドル(約228〜233円)の抵抗帯を突破することが条件になるとの見方が出ている。

米ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicによると、暗号資産インフルエンサーのアッシュ・クリプトは24日(現地時間)、XRPがこの水準を上抜ければ、2ドル到達は十分視野に入ると予測した。

アッシュ・クリプトは、1.52〜1.55ドルをチャート上の主要な抵抗帯として挙げた。XRPはこれまで繰り返しこの水準の突破を試みてきたが、いずれも失敗してきたという。今回の強気シナリオも、あくまでこの抵抗帯の上抜けが前提になる。

XRPは2026年初めに2ドル近辺で推移した後、夏場にかけて1ドル近辺まで下落。その後は反発し、一時1.50〜1.70ドルを試したものの、再び売りに押されて下落した。足元では1.27〜1.32ドルで推移している。

市場では、1.52〜1.55ドルが一段高を阻む主な抵抗帯とみられている。1.27ドルを起点に2ドルへ到達するには、約57%の上昇が必要になる。

アッシュ・クリプトは、強気基調を維持するには直近安値を維持したうえで、再び1.50ドル台の抵抗帯を試す必要があると指摘した。この水準を突破できれば、数カ月続いた売り圧力の弱まりを示す追加シグナルになり得るという。2ドル目標についても、複数月にわたる抵抗線を上抜けた場合に限って有効なシナリオだと強調した。

別の分析家も、これに近い見方を示している。XRPアナリストのキャシー・トレイズは最近の分析で、底打ち確認には1.65ドル(約248円)を上回る必要があると指摘した。当時のXRPは、9月高値の1.65ドル近辺から下落し、1.33ドル前後で取引された後、1.27ドル近辺で下支えされたという。

同氏は、1.27ドル近辺について、主要なフィボナッチ・リトレースメント水準であり、自身のエリオット波動分析の目標水準とも重なると説明した。現在の主要抵抗線としては1.65ドルを提示しており、これを突破すれば、第3波の上昇局面として2.40ドル(約360円)まで視野に入るとしている。

もっとも、その前には1.35ドル、1.40ドル、1.55ドル、1.58ドルといった中間的な抵抗線を順に上抜く必要があるという。下値リスクもなお残っており、底値形成には時間を要する可能性があると警告した。

また、XRPが1.27ドルの支持線を再び試す可能性もあるとした。この支持線を割り込んだ場合の次の下値目標としては、1.10ドル(約165円)、さらに0.87ドル(約131円)を挙げた。短期的な方向感は、1.27ドルを維持できるかどうか、そして1.52〜1.65ドルの抵抗帯を突破できるかどうかが左右しそうだ。

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