写真=Hecto Healthcare

Hecto Healthcareは26日、韓国体育大学と実施した多菌種プロバイオティクス「SLAB51」の共同研究が、国際学術誌「Nutrients」に掲載されたと発表した。研究では、男子エリート選手を対象に短期摂取の効果を検証し、総運動持続時間の延長が確認された。

研究は、韓国体育大学スポーツ分析・人工知能センターのユン・ジウン教授らが実施した。「SLAB51」は、乳酸菌やビフィズス菌など8種類の菌株を組み合わせたプロバイオティクスで、クラウディオ・デシモネ教授が開発した。

同社によると、従来は疾患群などを対象とした研究が中心だったが、今回は高度に鍛えられたエリート選手の運動時反応を評価した点に特徴がある。

対象は、テコンドー、フィールドホッケー、バドミントンの男子エリート選手36人。被験者は「SLAB51」とプラセボをそれぞれ1週間摂取し、両期間の間に2週間の休止期間を設けた。試験は、無作為化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー法で行われた。

運動負荷試験には、速度と傾斜を段階的に引き上げるトレッドミル検査「ブルース・プロトコル」を採用し、疲労困憊に至るまでの運動持続能力を測定した。

その結果、「SLAB51」を1週間摂取した場合の総運動持続時間は、プラセボ摂取時に比べて平均33.3秒長かった。呼吸交換比(RER)が1.0を超える局面では、その差は約57秒まで拡大した。

呼吸交換比は、呼気中の二酸化炭素排出量を酸素摂取量で割った指標で、一般に運動強度の上昇に伴って高くなる。研究チームは、エリート選手では追加的なパフォーマンス向上が容易ではない点を踏まえ、高強度域の後半で確認された持続時間の差を重視したとしている。

研究チームは今回の成果について、エリート選手を対象に「SLAB51」の短期摂取による運動持続時間の差を検討した点に意義があると評価した。一方で、今後は対象者数や摂取期間を拡大した追跡研究を通じて、同様の結果が再現されるかどうかを検証し、作用機序の解明を進める必要があるとしている。

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