XRP(写真=Shutterstock)

XRPが長期上昇チャネルの下限支持線に再び接近し、今後の値動きを占う重要な局面を迎えている。

The Crypto Basicが24日(現地時間)に報じたところによると、市場では、XRPがこの上昇チャネルを維持できれば、2028年に30ドル前後まで上昇する可能性があるとの見方が出ている。

足元のXRPは1.30ドル台で推移しており、2025年7月に付けた過去最高値3.66ドルを約64%下回る水準にある。この下落によって、価格は長期チャネルの下限付近まで戻っており、この水準が次の方向性を左右する主要な支持線として意識されている。

2週足ベースでみると、XRPは2017年以降、急騰と調整を繰り返しながらも、大きくは上昇チャネル内で推移してきた。このチャネルは右肩上がりの2本のトレンドラインで構成され、対数チャートベースでは下限が0.70〜1.10ドル、上限が4〜6.50ドルの水準にある。

この上限トレンドラインを2028年まで延長すると、想定レンジは24〜38ドルとなる。ただ、これはあくまで試算であり、現在の1.30ドル台から30ドルに到達するには約2206%の上昇が必要になる。

チャネルの中間線は1.70〜2.60ドル付近を通っており、戻り局面では上値抵抗として意識されやすい。より高い水準を試すには、まずこのレンジを回復できるかが条件となる。

一部では、現在のチャート構造が2017年の大幅上昇前と似ているとの見方もある。XRPは2013年から2017年初めにかけて、比較的フラットな支持線の上で高値を切り下げる展開を経た後、上放れした。

その後、2017年1月の約0.006ドルから2018年1月の3.3ドルまで、5万5000%超上昇した。

もっとも、過去との類似が同じ結果を保証するわけではない。XRPは一度大きく上昇した後、再び主要な支持ゾーンまで押し戻されている。現在の支持レンジを維持できれば反発余地は残るが、下落が続けば強気シナリオは後退しかねない。

中期的なチャート形状にも注目が集まる。XRPは2021年から2024年にかけて対称三角形を形成し、2024年末に上放れした後、2025年7月には3.66ドルまで上昇した。このブレイクは長期チャネルの強気見通しを支える材料となったが、その後の下落によって、足元では再び構造の妥当性が試されている。

最大の焦点は0.70ドルの維持だ。2週足終値で0.70ドルを下回れば、長期上昇チャネル下限を割り込んだシグナルと受け止められる可能性がある。反対に、現在の支持ゾーンを守って中間線を回復できれば、上限抵抗線を再び試す展開への期待が強まる可能性がある。

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