iPhone Duo(写真=Apple)

Appleの折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」で、発売直後から内側ディスプレイの破損報告が相次いでいる。画面はヒンジ中央に沿って割れ、一部の画素が白い帯のように表示されたままになる症状が確認されている。

米ITメディアの9to5Macが10月25日付で報じたところによると、確認されている事例の多くは同様の破損パターンを示している。報告件数は、別々のユーザーによるものだけで約10件に上るという。

損傷した端末では、折りたたみ部分の中央ラインに沿って画面が割れた後、ディスプレイの一部に白い横帯が残るケースが見られた。関連するオンラインコミュニティにも類似の投稿が出ているが、全体の発生規模はなお不明だ。

破損が起きたタイミングはユーザーごとに異なる。ただ、販売開始直後から報告が出ており、一部では初期設定中に画面が破損したとの証言もある。

Apple Storeで購入したユーザーの多くは、店頭で新品端末への交換を受けたとされる。一方、通信キャリア経由で購入したユーザーの中には、交換在庫をすぐに確保できず対応に苦慮したケースもあった。

あるユーザーは、端末の状態について落下による破損と判断されたうえで、修理費は自己負担になるとの説明を受けたとしている。

原因については、ヒンジ部品の不具合を指摘する見方が出ている。一部の生産分でヒンジ部品に位置ずれが生じ、特定の部品が内側ディスプレイを押し上げた結果、画面破損につながった可能性があるという。

もっとも、こうした見方を裏付けるAppleの公式な調査結果は現時点で公表されていない。

一部のユーザーからは、端末を折りたたむ際に内側ディスプレイ中央を押さないよう注意を促す声も上がっている。ただ、この操作方法が実際の破損原因と関係しているかどうかは確認されていない。

Appleも、折りたたみや展開時の取り扱いについて個別の指針は示していない。

現時点の報告だけで製品全体の不具合規模を判断するのは難しい。9to5Macは、Appleがすでに数十万台から数百万台規模を出荷している可能性があり、今回の破損報告は出荷台数全体の一部にとどまる可能性があると伝えている。

その一方で、複数のユーザーが同じ箇所で類似の破損を報告していることから、特定ロットに不具合があったかどうかを確認する必要があるとの指摘も出ている。

Appleはこの件に関する公式見解を示していない。今後の発表や調査結果によって、ヒンジ部品の不具合の有無や画面破損の原因が明らかになるかが注目される。

キーワード

#Apple #iPhone Duo #折りたたみスマートフォン #内側ディスプレイ #ヒンジ
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.