写真=Shutterstock

XRPは、大口保有者の売りが続いた場合、0.98ドルまで下落する可能性がある。取引所への流入増に加え、大口保有ウォレットの減少も重なっており、短期的には1.26ドルが重要な節目として意識されている。

ブロックチェーン関連メディアのU.Todayは25日(現地時間)、アナリストのアリ・マルティネス氏がSantimentのデータを基に、XRPの需給悪化に警鐘を鳴らしていると報じた。大口投資家による持ち高縮小が、足元の下値支持を弱めているという。

焦点となっているのは、大口保有ウォレットの減少と、取引所への流入拡大だ。直近数週間で、XRPを1000万〜1億枚保有するウォレット数は351から339へ減少した。U.Todayは、12の大口ウォレットが減少したことで、これまで相場の下支えとなっていた緩衝材が薄れたと伝えた。

取引所内のXRP残高も増えている。取引所全体の保有量は110億300万枚から110億5000万枚へ増加した。追加の5000万枚は、地合いがやや悪化しただけでも売り圧力要因として意識されやすく、需給面の重しになり得るという見方だ。

短期の値動きでは、1.26ドルが攻防ラインとして注目される。XRPは4時間足で1.30ドル前後で推移しており、8月以降に相場を支えてきた上昇チャネル下限に接近している。マルティネス氏は、価格がこの水準で踏みとどまれるかが重要だとみている。

この支持線を維持できれば、買いが足元の供給を吸収し、1.30〜1.43ドルレンジでの推移が視野に入る。この場合、直近高値の1.62ドルを再び試す余地もある。U.Todayも、1.26ドルを守れば、買い手が足元の供給を吸収できる可能性があるとした。

一方、1.26ドルを下回れば、下落圧力が一段と強まる可能性がある。買い手のロスカットを誘発し、まずは1.11ドルが下値の目安になるという。さらにこの水準も維持できなければ、最終的に0.98ドル近辺まで下落するシナリオも想定される。

市場では今後、大口保有者の売りが続くかどうかに加え、取引所に流入した追加供給を買いが吸収できるかが焦点となる。U.Todayは、足元の価格安定は「重要な価格帯で供給を吸収する買い手の準備に左右される」と伝えている。

キーワード

#XRP #暗号資産 #取引所 #大口投資家 #ブロックチェーン
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.