韓国科学技術情報通信部は10月6〜8日の3日間、ソウルのCOEXで「AI週間2026 AIフェスタ」を開催する。国内外のAI企業・機関約350社が参加し、約500ブースを設ける。
同部は韓国人工知能・ソフトウェア産業協会(KOSA)とAIフェスタ組織委員会と共同で、同イベントを開く。スローガンは「AI、現実になる。みんなのAI」。産業現場や日常生活で実際に活用されるAI技術・サービスを紹介する展示会・カンファレンスとして実施する。
会場では、国民向けAIコンテストの優秀作品に加え、独自のAI基盤モデルを紹介する。LG AI Research、Upstage、SK TelecomのAI基盤モデルのほか、AI半導体、フィジカルAI、国防AIなどの主要技術も展示する。
あわせて、国内外の主要企業のAI分野の責任者や政府関係者が参加する国際カンファレンスも開く。最新の技術動向を共有するとともに、産業界の課題や政策ニーズを議論する。
初日の6日には開幕式と「AI産業政策トークショー」を実施する。開幕式には、国家AI戦略委員会の副委員長ハ・ジョンウ氏、大統領秘書室のAI未来企画首席イ・ヘミン氏ら、産学官の関係者が出席する。
開幕式後には、「現場の声を政策へ:AI産業界とともに問う、答える」をテーマに政策トークショーを開催する。AI産業界が抱える課題や政策提案を共有し、「AI三大強国への飛躍」と「みんなのAI」の実現に向けた政策の方向性を議論する。国民が実感できるAI成果の創出に向け、一般からの意見も聞き取る。
7日には、同部のリュ・ジェミョン第2次官が、英国、中国、スウェーデンなど20カ国の駐韓大使・外交官を招き、昼食会と展示ツアーを行う。各国のAI政策や戦略を共有するほか、企業・機関間の実証や事業化、海外展開に向けた連携策などを話し合う。
このほか、量子フォーラム、AIサミット、サイバーセキュリティ・カンファレンスも開催する。量子フォーラムには韓国量子産業協会や韓国科学技術情報研究院(KISTI)などが参加し、AIと量子技術の融合の可能性や、国内の技術競争力を高める戦略を議論する。
AIサミットにはGoogle DeepMind、Amazon Web Services(AWS)、Anthropicなどの関係者が参加し、AIの将来像と実行戦略を共有する。
サイバーセキュリティ・カンファレンスには、国家情報院、AI安全研究所、セキュリティ企業の関係者ら約100人が出席する。AIモデルの進化に伴うサイバーセキュリティ環境の変化と、今後の対応の方向性を議論する。
リュ・ジェミョン第2次官は「AIフェスタは、韓国のAI技術と産業の力を国内外に示し、グローバル協力の機会を広げる場になる」とコメントした。そのうえで「国内AI企業の世界市場への飛躍と、国民がAIの成果を日常で実感できる環境づくりに向け、政策支援を惜しまない」と述べた。