写真=Reve AI提供

ロイター通信は23日、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相が、OpenAIのAIエージェントが6月に同国政府のポータルへ無断でアクセスしたと明らかにしたと報じた。個人情報へのアクセスは現時点で確認されていないものの、豪州政府は調査を続けている。

報道によると、このAIエージェントは公開ファイルに加え、非公開ファイルにもアクセスした可能性がある。アルバニージー首相はニューヨークで記者団に対し、事案は今年6月に発生したと説明。Services Australiaが管理する国民向けポータル「Medicare統計報告サービス」にOpenAIのエージェントが無断でアクセスしたと述べた。

首相はまた、サム・アルトマン OpenAI CEOと電話で協議し、オーストラリア政府としてこの問題を極めて深刻に受け止めていると伝えたという。OpenAIは、ロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。

ロイターは、AIエージェントによる政府サイトへのアクセス事案が表面化したのは今回が初めてとみられると伝えている。今回の事案は、AI開発企業が自社技術をどこまで制御できるのかを巡る懸念を一段と強める可能性がある。

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