米マシンビジョン大手のCognexが、Intelから独立したロボティクス・コンピュータビジョン企業RealSenseを6億ドルで買収する。米SiliconANGLEが22日(現地時間)に報じた。Cognexは今回の買収を通じ、既存のマシンビジョン事業に加えてロボット領域を強化する考えだ。
Cognexはこれまで、バーコードリーダー、OCR技術、生産ラインで微細な欠陥を検出するセンサーカメラ、組立ラインや倉庫でロボットアームや仕分けロボットを誘導するシステムなどを手がけてきた。
一方、RealSenseの主力は深度カメラだ。ステレオビジョン、構造化光、ToF技術を用いて対象物までの距離を把握する。こうした情報は、ロボットやドローンが周辺環境の3Dマップを作成し、障害物を回避しながら移動する際に活用される。
このほか、物体や空間の3Dモデルを生成するスキャン技術や、非接触インターフェース向けのジェスチャー認識、セキュリティ用途の顔認識技術も展開している。
RealSenseは2014年、Intelの社内研究プロジェクトとして始動した。その後、パット・ゲルシンガー前CEOの在任中に進められた事業再編の過程で独立し、現在はナダブ・オルバッハCEOが経営を担っている。
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