Nexthは23日、ONEChainにステーキングしたONEをトークンとして活用できるリキッドステーキングトークン「stONE」の提供を開始した。ステーキング報酬を維持したまま、ONEChainエコシステム内で送金や取引に利用できるようにする。
stONEは、ボールト型トークンの入出金や持分計算を標準化するERC-4626規格を採用した。保有するstONEの数量自体は変わらない一方、ステーキング報酬が積み上がるほど、1stONE当たりのONEへの交換価値が高まる仕組みだ。
交換はOneStakingページで行える。新たにONEをステーキングしてstONEに交換できるほか、すでにステーキング中の利用者も、別途アンステーキングの手続きを経ることなく、既存の持分をstONEへ転換できる。
また、stONEをバーンすれば、対応するONEのステーキング持分を即時に受け取れる。ただし、実際にステーキングを解除してONEを完全に引き出す場合には、従来通り14日間のアンステーキング期間が適用される。
今後は、stONEをONELendingの担保資産として活用する計画もある。利用者はstONEを担保に、ONEChainエコシステムの共通の取引手段であるONEUSDを借り入れられるようになり、ステーキング報酬を維持しながら追加の流動性を確保できるとしている。
現在、OneStakingの年換算報酬率(APR)は約73.86%だという。この数値は、ネットワーク報酬の規模や全体のステーキング数量に応じて変動する可能性がある。
チャン・ヒョングクNexth代表は「stONEは、ステーキング資産に流動性を与え、保有や報酬獲得にとどまっていたONEエコシステムの活用範囲を実利用へと広げるきっかけになる」とコメントした。