画像=Ubisoft

Ubisoftは、リメイク作品「Rayman Legends Retold」を単なる旧作の作り直しにとどめず、「Rayman」シリーズ再始動の足がかりとして開発している。原作の操作感を維持しながら、新たな開発体制と技術基盤を整え、今後の新作展開につなげる構えだ。

9月22日付のTechRadarによると、「Rayman」のブランドプロデューサーを務めるロイク・グノン氏は試遊イベントで、今回のプロジェクトについて「シリーズ再始動を見据えたものだ」と説明した。完全新作も検討したものの、新たな開発チームとエンジンが必要だったため、既存作を現代向けに再構成するリメイクが現実的な出発点だったという。

本作は、2013年発売の「Rayman Legends」をベースに、手描き調の2Dビジュアルを3D表現へ刷新する。一方で、横スクロールのプラットフォーマーとしての基本構造は維持する。新規レベルや拡張したシネマティックを追加するほか、シリーズで初めてフルボイスにも対応する。

開発陣は、シリーズの将来展開も視野に入れて3Dグラフィックスを採用した。グノン氏は、「Rayman」ならではのアドベンチャー性を改めて打ち出しつつ、将来的な3Dアドベンチャーへの発展可能性も確保したかったと強調した。今回制作した3Dアセットも、今後のプロジェクトの基盤になり得るとしている。

従来作で親しまれてきたプレイ感は、2つのゲームエンジンを組み合わせることで維持する。原作で使用したUbiArt Frameworkがゲームロジックや進行、物理挙動を担い、最新のSnowdrop Engineがキャラクターや背景の3D表現、アニメーション、オーディオを担当する。開発陣は、原作のレベルデザインと操作レスポンスの再現に注力したとしている。

原作の2D画風を支持するファンの声について、グノン氏は好みの違いがあることを認めつつも、実際にプレイし、音声演技や3Dカットシーンに触れれば今回の狙いを感じ取ってもらえるはずだと語った。「Rayman Legends Retold」は当初10月1日の発売を予定していたが、現在は12月3日にNintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S、PC向けに発売する予定だ。

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