ビットコインの半減期カウントダウンを示すイメージ。写真=Shutterstock

ビットコインの次回半減期に向けた進捗率が61%に達した。予想日として2028年4月13日が示されるなか、価格は8万ドル台を維持し、現物ビットコインETFにも大口資金の流入が続いている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayは22日(現地時間)、オンチェーンのサイクル分析で知られるルートがX(旧Twitter)に「ビットコイン半減期が着実に近づいている。進捗は61%だ」と投稿したと報じた。

ビットコインの半減期はおよそ4年に1度訪れ、新規ブロックの採掘報酬が半分になる仕組み。直近では2024年4月に実施され、報酬は6.25BTCから3.125BTCに減少した。次回の半減期では、これが1.5625BTCに半減する見通しだ。

半減期の日程も具体化しつつある。OKLinkは次回の半減期を2028年4月13日と予想し、残りは10万9012ブロックとした。半減期は供給の増加ペースを抑えるイベントとして知られ、市場では中長期の価格動向を左右する材料として注目されやすい。

市場関係者の間では、半減期を意識した見方も出ている。Coinbaseのブライアン・アームストロングCEOは「次の半減期を前に、ビットコイン価格が先に動く傾向がある。われわれはその前に上昇局面を見がちだ」と述べた。あわせて「今後1〜2年はビットコインにとって良い」との見方も示した。

価格面でも底堅さが意識されている。CoinMarketCapによると、ビットコインは24時間前比0.86%高の8万6099ドルで取引された。日中には8万7397ドルまで上昇し、2026年1月末以来の高値水準を付けた。

テクニカル面では、ビットコインが主要な長期移動平均線をそろって回復した。約300日間にわたりこれらの指標を下回って推移していたが、足元で流れが変わったという。とりわけ、365日移動平均線を終値で上回ったのは2023年3月以来初めて。この水準は2019年以降の強気相場でシグナルラインとして機能してきたとされ、次の抵抗帯は8万8000ドル〜9万ドルとみられている。

資金フローも追い風だ。現物ビットコインETFには1日で10億ドル超が流入し、2025年10月以降では最大の1日流入となった。内訳ではBlackRockのIBITが3億8100万ドルで最多。ARK 21Shares Bitcoin ETFのARKBとFidelityのFBTCも、それぞれ2億ドルを上回った。

こうした値動きを受け、ETF投資家の損益状況にも関心が集まっている。最近のビットコイン反発を受け、平均的なETF保有者は1月以来初めて含み益圏に戻ったとされる。推定平均取得単価は1BTC当たり8万1722ドルと示された。

半減期までの進捗が6割を超え、価格が長期移動平均線を回復し、ETFへの資金流入も膨らむなか、市場の焦点は次回半減期まで上昇基調を維持できるかに移っている。

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