資産運用会社のStriveは、ビットコイン1355BTCを1億770万ドル(約158億円)で追加取得し、総保有量を2万6355BTCに積み増した。購入原資には、シリーズA永久優先株「SATA」とワラント行使で調達した資金を充てた。
21日、ブロックチェーンメディアのCryptopolitanが報じた。発表を受け、NASDAQ上場のStrive(ティッカー: ASST)の株価はプレマーケットで6%超上昇した。
マット・コールCEOは同日、今回の取得を公表した。Striveは2025年9月の合併後にビットコインの買い増しを始めており、今回の平均取得単価は1BTC当たり7万9475ドルだった。
同社は8月末に1800BTCを取得した後、翌週に1375BTCを追加購入。その後も469BTCを積み増し、保有量を2万5000BTCまで拡大していた。今週はさらに1355BTCを買い増した格好だ。
同日には、マイケル・セイラー氏率いるStrategyも950BTCを約7600万ドル(約114億円)で取得した。ただ、同社の買い増しは8月31日以来だった。
もっとも、保有規模にはなお大きな差がある。Strategyの保有量は84万6000BTCに達しており、4万3514BTCを保有するTwenty One Capitalを大きく上回る。Striveは2万6355BTCで5位となる。
購入資金は主にSATAで賄った。SATAは変動金利型のシリーズA永久優先株で、営業日ベースで13%の配当を支払う。額面総額は今月初めに10億ドル(約1500億円)を超えた。直前週の469BTCの取得も、全額をSATAによる調達資金で賄っていた。
加えて、先週始まったワラント行使では総額2120万ドル(約31億8000万円)が流入した。この結果、総調達資金に占めるSATAの比率は57.7%に低下した。
株価も強含みで推移している。ASSTは8月18日の終値12.80ドルから9月18日には30ドル台に乗せ、約1カ月で120%超上昇した。SATAも額面の100ドルを回復しており、ビットコイン購入原資として活用する市場売却プログラムを維持している。
Striveは、優先株発行とワラント行使で確保した資金をビットコイン取得に振り向け、保有量を拡大している。今後の追加取得の規模は、SATAによる資金調達環境とワラント行使の動向が左右しそうだ。