「グランデータ・パブリックデイ2026」の様子。写真=SK Telecom

SK Telecomは9月21日、公共分野におけるAI・ビッグデータ活用事例を紹介するセミナー「グランデータ・パブリックデイ2026」を、18日にソウル市中区乙支路のSKTタワーで開催したと発表した。政府、自治体、公社などから約250人が参加した。

同セミナーは、AIとデータを活用した公共機関の業務高度化や住民向けサービスの改善に向け、実務レベルの技術や活用事例を共有する場として開かれた。

グランデータは、SK Telecomが2021年に立ち上げたアライアンスで、公共・民間分野のデータに基づく意思決定支援を目的とする。現在はSK Telecomのほか、Shinhan Card、KCB、Kakao Mobility、SK Broadbandなどが参加している。

第1部では、AI・ビッグデータを活用したスマート公共行政の事例を紹介した。自治体の事例としては、文化・スポーツ・観光イベントの来訪者データを分析し、類似イベントの成功要因を反映した個別最適型のレコメンドプログラムを提案する手法が示された。

また、複数の自治体におけるデータ開放ポータルの事例も共有した。対話型のプロンプトを通じて政策情報を案内し、公共データの活用を支援する仕組みで、利用者は対話画面上で公開データを検索・分析し、分野別の政策情報を確認できるという。

第2部では、公共データ活用に向けたAI技術と内部改革の方向性を取り上げた。全南・光州統合特別市の事例では、ノーコードとバイブコーディングを活用し、権限や手続きに応じて通信・カードのビッグデータを利用できるよう支援した取り組みを紹介した。

釜山広域市の事例では、仮名情報とAIに基づく合成データ生成技術の活用方向を示した。

SK TelecomでインダストリアルAIを担当するキム・ミョングク氏は「今後も公共分野におけるデータ活用と業務改革を支援できる方策を継続的に提示していく」とコメントした。

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