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Oracleは9月16日、プログラミング言語および開発プラットフォームの最新バージョン「Java 27」の提供を開始した。性能や安定性、セキュリティ、生産性の面で数千件規模の改善を施したほか、TLS 1.3のハイブリッド鍵交換を通じてポスト量子暗号(PQC)対応も強化した。

同社によると、Java 27では幅広い領域で改良を進め、エンタープライズ用途を中心とした開発基盤の強化を図った。ポスト量子時代を見据え、より安全な通信の確保を支援するという。

あわせてOracleは、Project Valhallaなど今後の技術開発を見据え、JDK 28のアーリーアクセス版も公開した。

Javaエコシステム全体のアップデートも発表した。軽量マイクロサービス向けの「Helidon 27」、クライアントアプリケーション向けの「JavaFX 27」に加え、FIPS 140への対応が求められる環境でJavaアプリケーションのデプロイを支援する「Oracle Jipher 20」もOracle Java Verified Portfolioの一環として提供する。

OracleのJava Platform担当シニアバイスプレジデントで、OpenJDK理事会議長を務めるジョージズ・サーブ氏は、「Javaは30年以上にわたり、開発者による高性能で信頼性が高く、安全なアプリケーションの構築を支えてきた」とコメントした。

その上で同氏は、「Java 27は、最新のエンタープライズワークロードに向けた安定した基盤に加え、先進的なAI機能とポスト量子暗号機能を提供し、その役割を引き継ぐ」と説明した。

さらに同氏は、Java 27によってPQC分野で重要な節目を迎えたとし、今後の長期サポート(LTS)版JDKでも同等の機能を提供する計画を進めていると述べた。これにより、顧客はサービス停止を最小限に抑えながら、基幹アプリケーションとデータを保護できるとしている。

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