写真=JobKorea

JobKoreaは16日、2026年上半期に登録されたAI職種の求人件数が前年同期比128%増加したと発表した。経験者向け求人の伸びが新卒を大きく上回ったほか、非開発職の比率も上昇し、AI人材の採用ニーズが職種全体に広がっていることが浮き彫りになった。

同社によると、2026年6月末までに登録された「AI」関連求人は約1万8000件。このうち、企業がAI専門職として掲載した求人は前年同期比128%増となった。特に経験者向けは140%増と、新卒向けの55%増を大きく上回った。

JobKoreaは、AI採用市場の拡大が続くなか、足元では即戦力人材への需要がより強まっていると分析している。

企業規模別では、大企業の求人件数が前年同期比187%増で最も高く、中堅企業が167%増、中小企業が124%増、ベンチャー企業が117%増で続いた。

非開発系のAI職種の増加も目立った。JobKoreaが分類した非開発系AI職種の求人は前年同期比325%増。AI職種全体に占める比率も、前年上半期の11.6%から2026年上半期は21.6%へ上昇した。AI職種の求人の5件に1件超が非開発職となった計算だ。

非開発系職種では、AIコンテンツクリエイターの求人が前年同期比405%増で最も高い伸びを示した。以下、AI企画が363%増、AI事業戦略が313%増、AI教育コンサルタントが195%増だった。AI開発人材に加え、事業、コンテンツ、教育の現場でAIを活用できる人材への需要が広がっていることを示している。

こうした流れは、企業の採用選考にも表れている。SK hynixやLG Electronicsなどの大手企業は、最近の採用でAI活用力を問う項目を新たに追加した。Kiaも自動車業界で初めて「AI問題解決力」の検証段階を採用プロセスに導入し、AI関連能力の確認対象を全職種に広げた。

JobKoreaの担当者は「AI活用力は開発職だけの専門性にとどまらず、企画、事業、コンテンツなど幅広い職種で基礎的な能力として定着しつつある」とコメント。「変化の速いAI採用需要を踏まえ、職務経験とAI活用力をあわせて見極められるマッチングサービスを軸に高度化を進める」としている。

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