Binanceは18日、一部のクロスマージンおよびアイソレートマージン取引ペアの提供を終了する。あわせて、ステーブルコイン「Pax Dollar(USDP)」の全現物取引ペアも24日に廃止する方針だ。
ブロックチェーンメディア「U.Today」によると、今回廃止されるのは、クロスマージンのENJ/USDC、GENIUS/USDC、CVX/USDC、GUN/USDC、VANA/USDCの5ペアと、アイソレートマージンのGENIUS/USDCの1ペア。Binanceは18日に対象ペアのポジションを決済し、自動清算を実施し、未約定注文もすべて取り消すとしている。
これに先立ち、対象ペアに関連する資産は、手動・自動を問わずアイソレートマージン口座への振り替えができなくなった。さらに16日からは、GENIUS/USDCのアイソレートマージンで新規借り入れを停止する。
利用者に対しては、18日の取引終了前にポジションを整理するか、資産をマージン口座から現物口座へ移すよう案内している。廃止手続きには最大3時間程度かかる可能性があり、その間はポジションの調整が制限される場合があるという。Binanceは、利用者の損失リスクを抑えるための措置だと説明している。
もっとも、対象資産そのものの取引が全面的に停止するわけではない。Binanceは、廃止後もこれらの資産について、マージンの他の対応取引ペアでは引き続き売買できるとしている。
この発表とは別に、BinanceはUSDPの現物取引の終了も進める。見直しの一環として、24日にUSDPの全現物取引ペアを廃止し、取引を停止する予定だ。
USDPの対応終了は段階的に進める。25日以降はUSDPを入金しても口座に反映されなくなる。11月24日からは出金対応も終了する。さらに11月25日以降は、上場廃止となったUSDPを利用者に代わって他のステーブルコインへ転換する可能性があると案内している。
Binanceは個別資産や取引ペアの見直しを進めており、利用者にはマージン取引ペアの廃止日程に加え、USDPの入出金期限も確認するよう求めている。