ナラムの統合ERP構築プロジェクト完了報告会。イ・ボムホ代表取締役会長(左から7人目)、ファン・ユンソク副社長(左から13人目)、パク・ユンギョン Younglimwon Softlab副社長(左から4人目)ら。写真=Younglimwon Softlab提供

Younglimwon Softlabは9月16日、パートナー企業のBNIと共同で、養豚用配合飼料を手がけるナラム向け統合ERP(Enterprise Resource Planning)の構築を完了したと発表した。製造、物流、会計に分散していたデータを統合し、輸入原料の管理から会計伝票処理までを単一システムで一元管理できるようにした。

プロジェクトは2025年12月に着手し、2026年8月に完了報告会を開いた。開発期間は約8カ月。

ナラムは、事業拡大に伴って管理対象が広がる中、製造・物流・会計のデータ連携強化と、委託在庫管理や輸入原料管理など主要業務の標準化を目的に統合ERPの導入を進めてきた。従来は個別に運用していたMESと物流・会計システムを連携させ、全社データを一つの基盤に集約した。

あわせてクラウド環境も整備した。営業担当者のほか、顧客企業や協力会社も、権限に応じて社外から受注、出荷、債権、売上情報を照会できるようになり、業務の利便性を高めたとしている。

Younglimwon Softlabによると、今回の構築では、埠頭倉庫や移庫倉庫の委託在庫管理の自動化、船荷証券(B/L)や輸入申告受理証、輸入費用など輸入進行情報の統合管理、未着原料の原価反映、銀行口座データおよび法人カードデータと連携した費用伝票処理の自動化、グループウェア連携による電子決裁の導入、物流・会計データ連携を基盤とした決算業務の整備などを実装した。

また、Daou TechのグループウェアとERPを連携して電子決裁を導入したことで、従来は紙で処理していた決裁件数が10分の1水準まで減ったという。

今後、Younglimwon SoftlabとBNIは保守対応とシステム安定化を支援するとともに、ナラムの業務変化に合わせて継続的な高度化を進める計画だ。

ファン・ユンソク ナラム副社長は「分散していた経営データを一元化し、データに基づく意思決定の基盤を整えることができた。今後はERPを中心に、データ活用基盤の運用をさらに高度化していく」とコメントした。

パク・ユンギョン Younglimwon Softlab副社長は「製造・物流・会計データを統合し、飼料製造業の特性を踏まえた業務プロセスを実装したことが今回の特徴だ。業種別業務への理解と構築実績をもとに、顧客企業のデータ活用基盤の整備と運用効率の向上を支援していく」と述べた。

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