Ethereumが6月の安値から55%超反発し、第3四半期に入って上昇基調を維持している。ブロックチェーンメディアのU.Todayが9月13日(現地時間)に報じた。足元では2492ドル前後で推移しており、6月に約1600ドルまで下落した後、主要な移動平均線をすべて回復したという。
日足チャートのテクニカル面にも変化が出ている。これまで価格は主要移動平均線を下回る場面が続いていたが、直近では全線を上回って推移している。上昇が最も目立ったのは8月で、1850~1950ドル近辺でもみ合った後に2000ドルを突破し、2400~2500ドル帯まで急伸した。これに合わせて出来高も大きく増え、テクニカル面でブレイクアウト色が強まった。
その後も価格は上昇分を大きく失うことなく、2400~2550ドル帯で推移している。8月の急騰後も、従来のブレイク水準を上回るレンジを維持しており、足元では高値圏での調整局面に入った形だ。
移動平均線の並びも改善している。短期線は価格の下側で上向きを維持しており、2350~2400ドル帯が当面の下値支持として意識される。長期移動平均線の多くは2180~2250ドル帯に位置する。Ethereumは2026年の大半で長期移動平均線を下回っていたが、足元では再びその上を回復した。
一方、上昇の勢いにはやや一服感も出ている。相対力指数(RSI)は8月のブレイク時に買われ過ぎの水準まで上昇したが、現在は50台半ばへ低下した。急騰に伴う過熱感は相応に和らいだ一方、短期的な買い圧力も一部で弱まったことを示している。
次のレジスタンスとして意識されるのは2550~2650ドル帯だ。Ethereumはこれまで2500ドル超での定着に複数回失敗しており、このゾーンを明確に上抜ければ、2700ドルや3000ドルまで上値余地が広がる可能性がある。
半面、2350~2400ドルのサポートは、足元の第3四半期の上昇トレンドを維持するうえで重要な水準となる。このレンジを維持できる限り、3Qに形成された強気の流れが続く可能性がある。今回の上昇局面は、単なる自律反発にとどまらず、移動平均線の回復と出来高の増加が同時に確認された点が特徴だ。3Qの強気基調が続くかどうかは、2500ドル台の定着と2350~2400ドルのサポート維持がカギを握る。