OpenAIのサム・アルトマンCEOは、2026年に新規株式公開(IPO)を実施しない考えを示した。AIの安全性確保やアライメント対応を優先し、業界や政府との連携も非上場の立場で進める必要があると判断した。Axiosが9月13日(現地時間)に報じた。
報道によると、アルトマンCEOはFortuneのインタビューで、現在は上場に適した時期ではないと説明した。安全面で取り組むべき課題がなお多く残っていることを理由に挙げ、2026年のIPOは見送ると述べたという。
アルトマンCEOは、Fortuneのアリソン・ショーンテル編集長とのインタビューで、「今は上場に適した時期ではない。2026年ではない。やるべきことが多い」と語った。さらに、「安全性とアライメントの観点で求められる対応を進め、業界や政府との協力の在り方を探る取り組みを、非上場企業として続けられるのは幸運だ」と話した。
こうした発言は、Anthropicの社員1人が退社にあたりAIリスクに強い警鐘を鳴らし、AIがもたらす破局的なシナリオへの警戒感が強まる中で出た。
Anthropicのダリオ・アモデイCEOも同日、AI開発のスピードを落とす必要があると警告した。これに関連してアルトマンCEOは、「将来的な制御をAIに委ねてしまうような行動は取るべきではないという原則について、誰もが合意しなければならない」と強調した。
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