11日朝の韓国株式市場で、KOSPIは大幅安で始まった。米国の8月消費者物価指数(CPI)発表を前に警戒感が強まる中、これまで相場上昇を主導してきた半導体株を中心に利益確定売りが広がり、指数は6900台まで下落した。
午前9時10分時点のKOSPIは、前日比181.81ポイント(2.58%)安の6852.11。寄り付きは231.42ポイント(3.29%)安の6802.50だった。
需給面では個人が4521億ウォン(約49.7億円)の買い越し。一方、外国人投資家は2237億ウォン(約24.6億円)、機関投資家は2875億ウォン(約31.6億円)の売り越しとなっている。
主力の半導体株は軟調。Samsung Electronicsは3.53%安の25万9500ウォン(約2万8550円)、SK hynixは4.10%安の177万7000ウォン(約19万5470円)で推移している。
このほか、SK Squareは4.76%安、LG Energy Solutionは1.92%安、Hyundai Motorは2.25%安、Samsung Biologicsは0.84%安、Samsung Life Insuranceは1.94%安。KB Financial Groupは0.69%高と逆行高を示した。
KOSDAQも下落。午前9時10分時点では、前日比13.12ポイント(1.57%)安の823.80となっている。
ソウル外国為替市場では、ウォン相場が対ドルで上昇し、1ドル=1347.40ウォンを付けた。前日比では3.60ウォン(0.27%)のウォン高・ドル安。
Kiwoom Securitiesのアナリスト、ハン・ジヨン氏は「前日のKOSPIは取引時間中に7000を下回る場面もあったが、その後は下げ幅を縮小し、2営業日連続で7000台を維持して引けた点は注目される」と指摘した。
その上で同氏は、「米CPIの結果次第では短期的に値動きが荒くなる可能性がある。ただ、電力機器や原発関連、中小型株への循環物色が続くかどうかが重要だ」と述べた。