XRPは足元で下落しているが、暗号資産予測市場Kalshiでは、9月末までに1.50ドルを回復するとの見方が優勢となっている。現物市場では売り圧力が強まる一方、予測市場では月末にかけた反発シナリオに関心が集まっている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが10日(現地時間)に報じたところによると、Kalshiのトレーダーは直近の価格調整後も、XRPの反発余地をなお見込んでいる。
Kalshiの最新動向では、XRPが今月末までに1.50ドル水準へ戻るとの見方が市場で織り込まれている。U.Todayはこれについて、「1.50ドル目標が視野に入った」と伝えた。足元の値動きは弱いものの、予測市場では下落継続よりも回復シナリオへの期待が上回っている。
XRPは直近24時間で1.43ドルから1.35ドルまで下落し、4.64%安となった。ここ数日は1.40ドル近辺で下支えされ、週ベースでは比較的底堅く推移していたが、直近の上昇分を維持できず、再び売り圧力にさらされている。
一方、予測市場の見方は現物市場とやや異なる。KalshiにおけるXRP関連市場の取引額は8万9586ドルで、短期的な値動きに対するトレーダーの関心の強さを示した。XRPがもみ合う局面でも、市場参加者は9月末までの反発余地が残っていると判断している。
もっとも、この見通しが実現するには一定の上昇幅が必要だ。現値の1.35ドルから1.50ドルに到達するには、11%超の上昇が求められる。足元でモメンタムが弱い中、単なるテクニカル反発を超える買いが改めて入るかが焦点となる。
今回の動きは、現物市場の弱さと予測市場の強気見通しが対照的であることを示している。現物では短期の利益確定売りと下押し圧力が意識される一方、予測市場では月末時点の回復を見込む取引が続いている。当面は1.40ドル近辺を回復できるかに加え、1.50ドルを再び試す展開となるかが注目されそうだ。