Coinbaseのブライアン・アームストロングCEO(写真:Flickr)

Coinbaseのブライアン・アームストロング最高経営責任者(CEO)は、ビットコインについて、今回の相場サイクルですでに底打ちした可能性があるとの見方を示し、2030年には40万ドルが現実的な到達点になり得ると述べた。ブロックチェーンメディアのU.Todayが10日(現地時間)に報じた。アームストロング氏はCNBCの「Squawk Box Asia」に出演し、足元で8万ドルを割り込む場面があっても、長期的な上昇見通しは変わらないと語った。

同氏は、今後数年のビットコイン相場を支える材料として、規制の明確化と次回半減期を挙げた。とりわけクラリティ法案に触れ、規制の明確化が暗号資産業界全体に及ぼす影響は大きいとの認識を示した。次回の半減期も相場の押し上げ要因になり得ると説明している。

また、今回の相場サイクルでは、すでに安値圏を通過した可能性があるとの見方も示した。ビットコインはおおむね4年周期で相場サイクルを繰り返し、下落局面は約1年続くことが多いと指摘。直近の下落局面はその期間をやや上回っており、個人的には今回のサイクルの底はすでに付けたとみていると述べた。

その根拠として挙げたのが、2026年7月1日に付けた安値からの反発だ。ビットコインは当時、5万7717ドルまで下落し、6万ドルを下回ったが、その後は持ち直したという。同氏は、ビットコインが6万ドル前後で反発したとした上で、市場はクラリティ法案の行方に加え、法案が成立しない場合に想定される規則整備の行方を注視していると語った。

今後1〜2年の値動きについても強気の見方を維持した。次のビットコイン半減期までは約1年6カ月あり、一般に半減期を前に相場が強含みやすい傾向があると説明した。次回の半減期は、ブロック高105万で2028年4月中旬ごろに実施されると見込まれている。

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