Amazon Web Services(AWS)は9月10日、AI開発ツール「Kiro」を学生が12カ月無料で利用できる「Kiro Students」の対象を拡大すると発表した。新たに16カ国121大学を追加し、対象は18カ国132校となる。
AWSは3月、2カ国11校を対象にKiro Studentsの提供を開始した。今回の拡大で、利用対象となる大学数を大幅に増やす。
同社によると、Kiro Studentsは、学生がAI開発ツールを使ってアイデアを実際のプロジェクトへ発展させ、AIエージェントを活用した開発手法を学べるよう支援するプログラムだ。
韓国では、ソウル大学、延世大学、国民大学が新たに対象校に加わった。これらの大学の在学生は、「Kiro Pro」プランを12カ月間無料で利用できる。
Kiro Proは、月1000クレジットを利用できる有料プランで、年額240ドル相当(約3万6000円)となる。
利用を希望する学生は、大学のメールアドレスでKiroアカウントを作成するか、既存アカウントに大学のメールアドレスを登録する。そのうえで、アカウントページで案内を確認し、学生認証サービス「SheerID」による認証を受ける必要がある。
オープンソースの「Kiro Crew」では、学生が自身の作業スタイルに合わせてツールやエージェントを構成できる。例えば、未返信メールを毎朝通知するリマインダーの送信や、授業前にプロジェクトの最新変更点を取得する処理をバックグラウンドで実行できるほか、ハッカソンでは複数機能の開発を並行して進める構成にも対応するという。