写真=Korea Investment Securitiesのキム・ソンファン社長(左)とThe Carlyle Groupのハービー・シュワルツCEO。9日にニューヨークで会談し、協力拡大で一致した

Korea Investment Securitiesは9月10日、Fidelity International、PIMCO、The Carlyle Groupなど世界の資産運用会社との戦略提携を拡大し、投資リサーチから債券、代替投資までグローバル投資事業を強化すると発表した。各社の運用力や知見を自社の商品・サービスに生かし、MTS向けコンテンツや投資家向け教育も拡充する。

同社によると、7日にはロンドンでFidelity Internationalと業務協約(MOU)を締結した。Fidelity Internationalの運用資産は約7750億ドル。

両社は、グローバルマクロ、株式、債券、マルチアセット分野を含むFidelity Internationalのリサーチを韓国で独占的に提供するほか、共同での商品開発や投資機会の発掘を進める。

協力第1弾としては、「韓・中・米テックファンド」の投入を進める。あわせて、Fidelity Internationalの主要商品を韓国で提供し、Korea Investment Securitiesのプライベートバンカー(PB)や社員向けにグローバル投資教育も実施する計画だ。

9日にはニューヨークで、PIMCOおよびThe Carlyle GroupともそれぞれMOUを締結した。

PIMCOとは、短期資金運用を含むリサーチ、商品供給、資産管理分野で協力を拡大する。PIMCOの運用資産は約2兆3300億ドル。

同社は今後、PIMCOの世界市場見通しや主要イベント分析コンテンツを活用し、モバイルトレーディングシステム(MTS)上で独占的に提供するリサーチサービスを強化する。PIMCOのファンド商品も韓国で継続的に紹介し、販売面での連携を広げることで、グローバル債券投資へのアクセス向上につなげる。

The Carlyle Groupとは、2023年から続けてきた協力関係を基に、代替投資分野での連携をさらに深める。両社は資金の委託運用に関する協約を結び、市場環境や投資実績を踏まえながら、短期金融の組成資金を活用した投資を進めるとしている。

キム・ソンファン社長は「世界の運用会社が持つ商品だけでなく、インサイトも韓国の投資家の目線やニーズに合わせて届けることが、Korea Investment Securitiesの役割だ」と述べた。その上で、「顧客が実感できる商品とサービスにつなげ、グローバル水準の金融サービスを提供していきたい」と語った。

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