XRP(写真=Reve AI)

暗号資産ETFの資金フローで、XRPが主要銘柄の中で唯一の純流入を記録した。8日はBitcoin、Ethereum、Solanaの各ETFがそろって資金流出となる中、XRP ETFには155万ドル(約2億3300万円)が流入した。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが9日、報じた。

同日の資金フローを見ると、Bitcoin ETFは4665万ドル(約69億9800万円)の純流出となり、流出額が最も大きかった。Ethereum ETFも2429万ドル(約36億4400万円)の純流出、Solana ETFも66万7720ドル(約1億20万)の純流出だった。

こうした動きは、暗号資産ETF市場全体の勢いが鈍る中で起きた。主要暗号資産の値動きがまちまちとなるなか、機関投資家の関心にも一服感が出ており、ETF市場のモメンタム低下がうかがえる。その中で、XRPだけが新たな資金を集めた格好だ。

XRP ETFは前日に資金フローがゼロだったが、8日は再び流入に転じた。純流入額そのものは大きくないものの、市場全体が縮小した日にプラスを確保した点は目を引く。

この動きからは、投資家が規制下のETF商品を通じて、他の主要銘柄よりもXRPへのエクスポージャーを選好した可能性が読み取れる。少なくとも短期的には、資金の向かい先に違いが出たといえそうだ。

価格もこうした需要回復と歩調を合わせる形で持ち直した。XRPは直近24時間で約3%上昇し、1.43ドルを回復した。市場の不安定な地合いが続く中でも反発を見せており、ETF需要が続けば一段高への期待が強まるとの見方も出ている。

市場の関心は再び2ドルの節目に向かっている。トレーダーの間では、足元のモメンタムを背景に2ドル突破への期待も広がる。ただ、現時点で確認できる材料は、ETFへの資金流入と直近の価格反発にとどまる。今後は、XRP ETFへの流入が一時的な戻りに終わるのか、それとも他の主要暗号資産ETFと異なる流れとして定着するのかが焦点となる。

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