Bitcoinで中期移動平均線の収束が進み、ゴールデンクロスの出現が近づいている。ただ、市場の関心はシグナルそのものよりも、8万〜8万2000ドルの上値抵抗帯を明確に突破できるかに移っている。ブロックチェーンメディアのU.Todayが9日、報じた。
Bitcoinは6月安値の5万8000ドル近辺から切り返し、足元では7万9250ドル前後で推移している。8月以降の上昇局面で短期移動平均線は急速に切り上がり、200日移動平均線も持ち直した。200日線は現在、7万2830ドル近辺に位置している。
100日移動平均線は約7万560ドル、50日移動平均線は約7万210ドル。両線の差は小さく、強気シグナルとなるゴールデンクロス発生の可能性が高まっている。ただし、ゴールデンクロスは一段高を保証するものではない。
移動平均線のクロスは遅行指標とされ、シグナルが点灯する時点では相場の戻りがすでに相当進んでいるケースが多い。Bitcoinもクロス前の段階で、6万3000ドル近辺から8万ドル超まで上昇してきた。このため、注目すべきはクロス自体よりも、足元の値動きだという。
目先の重要な上値抵抗は8万〜8万2000ドルのゾーンだ。Bitcoinはこの水準でこれまで複数回上値を抑えられており、直近でも8万1500ドル近辺まで上昇した後、再び7万9000ドル台へ押し戻された。相対力指数(RSI)も買われ過ぎ圏から低下し、足元では62水準にある。強気基調は維持しているものの、上昇モメンタムの加速は確認できない状況だ。
ゴールデンクロスを強気材料として裏付けるには、現在のもみ合いを上放れにつなげる必要がある。日足終値で8万2000ドルを上回れば、短期的な上値抵抗の解消につながり、8万5000ドルを試す展開もあり得る。一方で、最初の主要な動的サポートである7万5900ドル近辺を割り込めば、強気シナリオは大きく後退する可能性がある。200日移動平均線は7万2800ドル台に位置している。