AIコーディングエージェントを開発する米スタートアップのCognitionが、企業評価額480億ドル(約7兆2000億円)で20億ドル超(約3000億円)を調達した。米SiliconANGLEが8日(現地時間)に報じた。
今回の調達はシリーズEラウンドに当たる。報道によると、Cognitionの企業評価額は前回ラウンド時点からほぼ2倍に拡大し、年換算売上高も9億ドル(約1350億円)近くに達しているという。
Cognitionは2026年5月にも、企業評価額260億ドル(約3兆9000億円)で10億ドル(約1500億円)規模を調達していた。当時の年換算売上高は4億9200万ドル(約738億円)だった。
同社は2024年にスコット・ウー氏が設立した。ソフトウェア開発の全工程を担うAIエージェントを手掛けており、主力製品「Devin」を展開する。
Devinは、コードを逐一指示するのではなく、大枠の要件に基づいて作業計画を立て、コード生成からテスト、デバッグまでを進める。さらに、サンドボックス環境へのデプロイにも対応する。
Cognitionは2025年7月、AIコーディング分野のスタートアップWindsurfを買収した。
同社によると、DevinはNvidiaのチップ設計、GE Aerospaceの航空分野、Citigroupの金融業務、Mercedes-Benz Groupの自動車エンジニアリング、Modal LabsのAIインフラで利用されている。Goldman Sachsも顧客に名を連ねるという。
今回のラウンドはAndreessen HorowitzとAccelが主導した。既存投資家として、Founders Fund、General Catalyst、Avnior Growth Capitalも参加した。