XRPレジャーのアカウント数拡大と保有分布の変化を示すデータ。写真=Shutterstock

XRPレジャーで、保有量ベースで上位10%に入るための基準が再び低下した。現在は約2120XRPを保有していれば、上位10%に入る水準となっている。

ブロックチェーンメディアのDecryptoが8日(米国時間)に伝えた。最新のリッチリストによると、上位10%のラインは2119.55XRP、上位1%は約4万4490XRPだった。

1XRPを約1.40ドルで換算すると、2120XRPの価値は約2968ドル(約44万5200円)。1万XRPを保有するウォレットは約1万4000ドル(約210万円)相当となり、上位10%の基準を大きく上回る。

こうした動きの背景には、XRPレジャー上のウォレット数の増加がある。ネットワーク全体のウォレット総数は812万1349件に達した。ただ、ウォレット数はそのまま保有者数を示すものではない。1人が複数のウォレットを管理できるほか、取引所やカストディサービスが多数の利用者分をまとめて保管しているケースもあるためだ。

保有分布を見ると、資産の集中は依然として強い。1000XRP未満のウォレットは全体の約85%を占める一方、保有するXRP総量の割合は限定的だった。内訳では、0〜20XRPのウォレットが413万件で最も多く、合計保有量は2416万8000XRP。20〜500XRPのウォレットは255万件で、合計保有量は2億2080万XRPだった。

このため、2120XRP規模のウォレットは金額としては大きくないものの、保有順位では一定の位置を占める。足元の相場では3000ドル未満(約45万円未満)にとどまるが、分布上は上位10%に入る水準だからだ。

もっとも、こうした順位が将来の値上がりを保証するわけではない。XRPの価格見通しはなお不透明で、追加購入や売却の動向によってリッチリストの基準も変動する可能性がある。仮に2120XRPを保有したままXRP価格が10ドルになれば2万1200ドル(約318万円)、100ドルなら21万2000ドル(約3180万円)相当になるが、あくまで単純換算にすぎない。

今回のデータは、XRPレジャーにおける保有構造の変化を映している。ウォレット総数の増加に伴って小口ウォレットの比率が高まり、上位区分の基準が下がるなかで、保有分布の見直しが進んでいることがうかがえる。

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