韓国フィンテック産業協会は9月3日、XRPL Koreaと業務協約を締結したと発表した。国内フィンテック企業によるデジタル資産分野の新規事業について、発掘から事業化までを後押しする。
協約は8月20日に締結した。協会の会員企業や国内企業が、デジタル資産事業のアイデア検証から実証実験(PoC)、実サービスへの実装まで進められるよう、両者が連携する。
共同プログラムは、決済、送金、清算、ステーブルコイン、実物資産(RWA)のトークン化、デジタル資産ベースの金融インフラを重点分野として進める。各社の既存サービスや顧客基盤に適用できる事業モデルを発掘し、必要に応じて国内外の金融機関やグローバルXRPLエコシステムとの追加連携にもつなげる。
初の共同施策として、8月26日にソウル・汝矣島で「デジタル資産オープンイノベーション」を開催した。書類審査で選定した企業を対象に、1対1の事業・技術レビュー、PoC設計、技術メンタリングなどを実施した。
実証の成果や別途審査の結果を踏まえ、最大20万ドル規模の出資を伴わない支援プログラムや、グローバルXRPLエコシステム、国内金融機関との後続連携も検討する。
今回のオープンイノベーションには、エージェント決済標準「x402」に基づくインフラを開発するt54も参加した。t54は、人工知能(AI)エージェントの本人確認や取引リスク検証の技術を提供しており、参加企業とエージェント型決済分野での協業の可能性を探った。
韓国フィンテック産業協会の関係者は「会員企業がデジタル資産分野のアイデアを具体的な事業機会につなげられるよう支援していく」と述べた。