Shiba Inuの取引所準備金が87兆SHIBに迫っている。資金フローも流入超の状態が続いており、市場では需給悪化に伴う売り圧力への警戒が再び強まっている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが9月1日(現地時間)に報じたところによると、Shiba Inuの取引所準備金は約86兆9973億SHIBだった。87兆SHIBまでの差は27億SHIBにとどまる。
直近24時間の取引所準備金は0.04%増加した。伸び率自体は小さいものの、残高水準が大きいため、目立った追加流入がなくても87兆SHIBを上回る可能性があるという。
取引所準備金の増加は、市場で売却可能な供給が増えるシグナルとして受け止められやすい。逆に準備金が減れば、トークンが個人ウォレットへ移されている兆候とみなされる。
資金フローも流入超となった。総流入は2715億3000万SHIB、総流出は2222億5000万SHIBで、純流入は492億8000万SHIB。流入が流出を上回っており、取引所に滞留する供給の圧力がなお解消していないことを示している。
一方で、個別指標の動きはまちまちだ。7日移動平均ベースの平均取引所流出は約5億210万SHIBで、40.62%減少した。他方、総流出は0.5%、平均流出は0.51%増加したという。
大口の出金が一時的に発生したものの、取引所残高を明確に減らす流れには至っていないとの見方を示した。
価格動向もこうした需給環境を映している。Shiba Inuは0.000005ドル近辺で反発した後、足元では約0.00000518ドルで推移している。これは短期平均線の0.00000501ドル、100日指数移動平均の0.00000498ドルに近い水準だ。
短期的なサポートは維持しているものの、上昇の勢いはなお限定的だ。相対力指数(RSI)は54前後で、過熱感は乏しく、地合いは中立圏からやや強気程度とみられる。
上値の重さも意識される。200日指数移動平均は0.00000570ドルに位置している。直近ではこの水準を一時上回ったが、すぐに押し戻されたことが上値の重しになっているという。
市場の焦点は、87兆SHIB到達そのものよりも、その後の推移に移っている。取引所準備金が87兆SHIBを明確に上回った後も増加基調を保ち、流入超が続けば、売り圧力は一段と強まりやすい。
一方で、価格が0.000005ドル台を維持できるか、また取引所準備金の増加が止まるかどうかが、短期的な注目点となりそうだ。