KTは9月2日、釜山・BEXCO第1展示場で4日まで開催される「2026大韓民国安全産業博覧会」に出展し、AIとAXインフラを活用した災害・生活安全分野向けソリューションを展示すると発表した。
会場では、安全AXソリューションをはじめ、災害現場対応、AIベースのボイスフィッシング対策、ネットワークセキュリティなど、日常生活から産業現場、災害対応までをカバーする各種技術を紹介するとした。
展示の中心となるのは、リアルタイム遠隔監視サービス「セイフメイト」だ。112・119との連携体制を基盤に、犯罪や火災などの緊急時に監視と初動対応を支援する。LTEネットワークを活用し、安定した安全管理サービスを提供するという。
災害現場での探索向けには、「KTセイフティ無人移動体統合管制プラットフォーム」も披露する。ドローン、無人地上車両(UGV)、無人水上艇(USV)など多様な無人移動体を、単一のプラットフォーム上で一元的に運用・監視できる。
このほか、通話内容をAIでリアルタイムに分析し、ボイスフィッシングのリスクを検知する「AIボイスフィッシング検知サービス2.0」も紹介する。従来のシナリオ分析に加え、詐欺犯の話者認識とディープボイス検知機能を追加し、シナリオ、音声、ディープボイスを組み合わせた三重の防止体制を構築した。
今後は、話し方や抑揚、速度といった非言語要素まで分析対象を広げたマルチモーダル基盤の「AIボイスフィッシング検知サービス3.0」も投入する計画だ。
ネットワークセキュリティ分野では、「KT Wi-Fiガード」も展示する。Wi-Fiルーターに搭載したエージェントを通じて認証済み端末に接続を限定し、ゼロトラスト基盤で不正アクセスの試みを遮断するサービスとして訴求する。
KTの展示ブースではこのほか、kt sat、Samsung SDS、サイバーテルなどグループ会社・協力会社とともに、衛星通信やAIベースの災害指令など、災害安全分野の技術もあわせて紹介する。
KTのイ・ジングォン エンタープライズ提案・履行本部長(常務)は「国民と産業現場の安全を強化する技術を継続的に高度化している」としたうえで、「今回の博覧会を通じて、KTの多様な安全AXソリューションと災害安全分野における技術力を直接体験してほしい」とコメントした。