Fasoo AIは9月2日、仮想化によって開発環境を隔離するソースコード保護製品「DRMソースコード保安」の提供を開始したと発表した。
同製品は、アプリケーション側でファイル単位の暗号化を行う従来方式とは異なり、開発環境そのものを仮想化して隔離・暗号化する仕組みを採る。ファイルごとに繰り返し発生する暗号化処理を減らすことで、システム負荷や作業速度の低下を抑えるとしている。
特定のアプリケーションに依存せず、各種の開発ツール環境で利用できる点も特徴だ。個別アプリのアップデートに伴う保守負担も抑えられるという。
開発者は、指定されたセキュリティドライブにのみデータを保存できる。これにより、ソースコードの外部への持ち出しを制限し、許可されていないドライブへの保存も防ぐ。
同製品は、「Fasoo Enterprise DRM(FED)6」の拡張ソフトウェアとして提供される。
FED 6と連携することで、ソースコードに対してキャプチャ防止、スクリーンウォーターマークの挿入、クリップボード制御、印刷制限、利用履歴の追跡といったセキュリティ機能を適用できる。FED 6は、ローカルおよびクラウド環境の文書を暗号化し、利用者権限に応じてアクセスを制御・追跡するデータセキュリティソリューションだ。
Fasoo AIの最高技術責任者(CTO)、ユン・ギョング氏は「新たな方式を採用し、従来の開発環境の使い勝手を維持しながらソースコードを保護できるようにした」とコメント。「ソースコード保護市場を新たに切り開いていく」と述べた。
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