Noise&Pitchは9月2日、AIトランスフォーメーション(AX)を軸にした独自の社内分析基盤「NPI(Noise&Pitch Intelligence)」を整備したと発表した。SNSごとにコンテンツと成果データを収集・分析し、ブランドに適したクリエーターの選定とマッチングに生かす。
同社によると、NPIはSNSプラットフォーム別にデータを分析し、ブランドごとに適切なクリエーターを見極めるための社内運用基盤だ。生成AI検索での露出最適化(GEO)戦略と、データに基づくコンテンツ設計を組み合わせた。すでにビューティーカテゴリーのキャンペーンに適用しており、今後は全キャンペーンに展開する方針。
NPIは3段階で運用する。まず、各SNS内で製品カテゴリーごとのコンテンツと成果データを分析し、マーケティングトレンドを把握する。次に、チャネル別の方向性やコンテンツ構造を検証し、企画立案や改善案の策定につなげる。最後に、ブランドや製品ごとの中長期戦略に合わせ、適切なチャネルとクリエーターをマッチングする。
分析対象は再生回数やコメント数といった定量データだけではない。コメントに表れる感情や心理的な背景など、定性的な文脈もあわせて分析し、チャネルごとの価値判断に生かす点をNPIの中核に据える。
Noise&Pitchの関係者は「コンテンツ価値を検証する出発点はデータだ」としたうえで、「NPIを通じて、ブランドとクリエーターをつなぐ全工程をデータ基盤で高度化していく」とコメントした。
Noise&Pitchは2025年12月の設立以来、北米、日本、欧州へと事業を拡大してきた。クリエーターによるコンテンツ制作から、SNSでのバイラル拡散、広報(PR)、生成AI検索への対応までを手掛ける統合マーケティングソリューションを提供しているという。