KTは、Microsoftをはじめとする専門パートナーと連携し、AI変革(AX)事業の実行力強化に乗り出した。9月1日には、ソウル市鍾路区の光化門ウェスト社屋で、主要AXパートナーが参加する「KT-MSテックサミット」を開催した。
同イベントは、KTとMicrosoftの協業エコシステムを基盤に、顧客向けAX案件やKTの社内改革で蓄積した知見を共有し、実案件への展開を加速することを目的に企画した。
プログラムは、最新AI技術を体験するハンズオン、顧客案件や社内改革の事例と最新技術を紹介するテックフォーラム、専門パートナーと技術・事業課題を議論するパートナーブースで構成した。
テックフォーラムでは、美容リテール分野の顧客向けデータ・AI案件や、国内大手製造業における生成AIプラットフォーム構築など、KTの主要なAX事例を紹介した。あわせて、MicrosoftのAIエージェント、FinOps、生成AI、セキュリティに関する最新技術と産業別の適用事例も共有した。
KTのIT部門は、クラウド活用の効率を測定・最適化する「FinOpsデータプラットフォーム」を基盤とした、データ主導の意思決定体制を紹介した。Microsoftの専門家と現場課題を洗い出し、AIベースのシステム改善や業務生産性向上につなげた事例も公開した。
ハンズオンでは、エージェンティックAIの構築や業務自動化などを実習した。KTは、従業員が最新技術の仕組みや適用プロセスを理解し、顧客提案やプロジェクト推進に生かせるようにする狙いだとしている。
パートナーブースには、AI、データ、クラウド、セキュリティ分野の専門パートナー12社が参加した。KTの社員と1対1で技術・事業相談を行い、適切なソリューションや協業機会について議論した。
パク・サンウォンKT AX事業部門長は「AX競争力は、最新技術を実際の事業成果に結び付ける実行力から生まれる」とした上で、「Microsoftをはじめ多様なAXパートナーと協力し、顧客のAX革新を継続的に主導していく」と述べた。